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平成26年第1回定例会(第4日目 3月12日)

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  1. 菰野町議会 2014-03-12
    平成26年第1回定例会(第4日目 3月12日)


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    平成26年第1回定例会(第4日目 3月12日)          平成26年菰野町議会第1回定例会(第4号)                平成26年3月12日(水) 午前10時03分開議             ~~~~~~~~~~~~~~~     第1 一般質問 2.会議に付した事件   日程第1 3.出席議員(17名)   1番  伊 藤 雅 慶 君        2番  諸 岡 雅 樹 君   3番  内 田 親 根 君        4番  伊 藤   敦 君   5番  藤 田 賢 吾 君        6番  中 山 文 夫 君   7番  八 木 孝 明 君        8番  益 田 和 代 君   9番  矢 田 富 男 君       10番  服 部 住 雄 君  11番  加 藤 昌 行 君       12番  千 賀 優 子 君  13番  中 川 哲 雄 君       14番  出 口 利 子 君  15番  増 田 秀 樹 君       16番  久留美 正 次 君  17番  渡 辺   昇 君
    4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者(20名)   町長       石 原 正 敬 君  副町長      諸 岡 高 幸 君   教育長      川 瀬   敏 君  消防長      白 木 康 裕 君   総務課長     位 田 嘉 則 君  安全安心対策室長 樋 口 直 也 君   企画情報課長   河 内 伸 博 君  財務課長     位 田   進 君   税務課長     寺 本 浩 二 君  住民課長     薮 田 修 三 君   会計管理者    田 中 孝 昭 君  子ども家庭課長  小 林 義 久 君   健康福祉課長   大 橋 裕 之 君  都市整備課長   斉 藤   司 君   観光産業課長   大 橋 克 哉 君  観光商工推進室長 加 藤 信 也 君   環境課長     諸 岡 俊 樹 君  水道課長     高 橋 正 士 君   下水道課長    河 内 耕 二 君  教育課長     舘   弘 己 君 6.出席事務局職員(4名)   議会事務局長   伊 藤   悟 君  書記       毛 利 広 行 君   書記       瀧 見 美 奈 君  書記       黒 田 泰 弘 君               午前10時03分 開議 ○議長(渡辺 昇君) 皆さん、おはようございます。御苦労さまでございます。  ただいまの出席人員は17名で、定足数に達しております。  よって、平成26年菰野町議会第1回定例会は成立をいたしましたので、再開をいたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(渡辺 昇君) 直ちに、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しましたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。  なお、安全安心対策室長、樋口直也君、観光商工推進室長、加藤信也君が出席をしておりますので、よろしくお願いいたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ◎日程第1 一般質問 ○議長(渡辺 昇君) 日程第1、一般質問を行います。  それでは、6番議員、中山文夫議員、登壇を願います。            〔6番 中山文夫君 登壇〕(拍手) ○6番(中山文夫君) おはようございます。  平素は大変お世話になっております。こもの未来の6番議員、中山文夫でございます。  今年に入って、余りにも話題が多過ぎて、今日は何を話ししようかと大変困りました。オリンピック、パラリンピック、それから伊藤忠志さんのこと、それから私のことですけども、15年表彰をいただいたこと、それから東日本大震災のこと、話題に事欠かないわけですが、何名かの議員が触れられましたが、昨日は3年前、東日本大震災が発生し、多くの犠牲者を出した日です。犠牲者の方々の御冥福をお祈りするとともに、一刻も早い復興を望むものであります。  忘れようにも忘れることのできない出来事で、なおかつ忘れてはならない1日。そして、私も語らずにはおれないというよりは、語らなければならないという思いで話をさせていただきます。  多くの方が亡くなられました。ほとんどが巨大津波にのみ込まれた方々です。人間の力など、自然の前には無力であることを改めて思い知らされました。  今なお、多くの方々が不自由な生活を強いられています。その中には家ごと流されて、住む家もなく、仕方なく仮設住宅に住まなければならない方々もいれば、家はあるのに避難しなければならない方々もみえます。あの原子力発電所のせいで。  原子力発電所の誘致には、たくさんの方がかかわり、安全と信じて推進したことでしょう。でも、3・11以降、誘致活動に加わったほとんどの人が「だまされた」と口々に叫び、親の敵と言わんばかりに、原発反対を唱えています。  近い将来、南海トラフ巨大地震という東日本大震災よりもはるかに大きな被害が想定される大きな地震が、間違いなく起きると言われているにもかかわらず、経済を優先し、安全基準などといった言葉で国民をだまし続けようとしています。しかもまだ事故の検証も済んでもいないうちに、外国にまで売り込もうとしています。これ以上、人災による被害者をふやしてはいけない。国民的議論において、原発の要らない社会の構築を目指すべきと考えます。  それでは、質問に入ります。  まず、教育行政について質問させていただきます。  小さい1番と2番は関連していますので、まとめて質問をさせていただきます。  2013年度の全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果が出ました。私も拝見させていただきました。さまざまな調査が行われています。  この調査の主な点は、現行の学習指導要領が実施されて初の悉皆調査、これ全数調査のことなんですけども、悉皆調査であること。これまでの調査結果から運動する子どもとしない子どもの二極化が課題として明らかになっていることを踏まえ、本年度は、国・地方公共団体の取り組み、各地域・学校でのPDCAサイクルの円滑な実施に向けて、特に運動が苦手、嫌いな子どもへの取り組みの充実、子どもの運動やスポーツの主要な場である学校における保健体育の授業での指導の改善、この2つの根拠資料を確保することを視点において調査したものです。  PDCAとは、皆さん、御存じだと思うんですけども、Plan、Do、Check、Action、この4つで構成されているもので、仕事をどのような過程で回すことが効率がよいのかということを考える、そういった理論のことであります。  この調査は、小学5年生と中学2年生の児童生徒に対して、実技に関する調査と、体格と肥満度に関する調査に加えて、運動習慣、食習慣、生活習慣に至るまで、アンケートによる調査を行っており、さらに学校、教委に対しても調査結果を踏まえたアンケート調査を行っています。  よく知られているのは、実技に関するものでは、小学生に対しては握力、それから上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20メートルシャトルラン、50メートル走、立ち幅とび、ソフトボール投げ。  中学生は、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、持久走、シャトルラン、50メートル走、立ち幅とび、ハンドボール投げといったものがあります。  ちょっと小さいので申しわけないですけども、これは平成24年度と25年度の全国と三重県の調査結果です。それぞれ平均値で比較しています。菰野町での調査はどうだったのかというと、お示しできるものが今、ないのが残念ですが、おおむね三重県の調査結果と大きな差はないようですので、三重県での調査結果をもとに話をさせていただきます。  平成24年度に対して、平均を上回ったものについては、上向きの赤い矢印、ちょっと小さいですけど、大きくしてください。赤い矢印で上向きに書いてあります。下回ったものに対しては、色なしの下向きの矢印で表示してあります。  黄色に塗られているのが、全国平均よりわずかですけども上回っているものということで表示してあります。  小学生では、男女ともソフトボール投げが全国平均よりわずかに上回っています。中学生では、女子で反復横とび、ハンドボール投げが全国平均より上回っており、男子は全国平均を上回ったものがありませんでした。  実技に関しては、年によって上がったり、下がったりしており、全国と比較しても全体にやや下回っているということで、私自身、こんなものかなというふうに感じております。ありがとうございます。  私が気になったのは、平成20年から平成24年まで、平成23年は東日本大震災で調査をしていないようですけども、毎年そうなんですが、運動する子どもとしない子どもの二極化がはっきりしているということです。これは冒頭の中でもその課題として取り上げられております。  資料3をお願いします。  これは体育の授業を除く運動時間の調査で、1週間の総運動時間が、小学生男子では、1時間未満の児童が9.1%、そのうちの54.6%が0分といった1週間の総運動時間を示したグラフなんですけども、小学生女子では1時間未満が21%、そのうちの47.6%が0分です。中学生2年生の男子では、これでは1時間未満の生徒が9.7%、そのうちの78.6%が0分、中学2年生女子は29.9%が1時間未満でそのうちの80.2%が0分という結果が出ています。つまり、小学生男子では約5%、女性は10%、中学2年生男子では7.6%、女性ではなんと24%の生徒が体育の授業時間以外、全く運動をやっていないという結果が出ております。ありがとうございます。  5、6を出していただけますか。  三重県の調査結果ですけども、先ほどと同じ調査なんですけども、小学生男子は1時間未満が9.9%、そのうちの57.3%が0分、それから小学生女子では1時間未満が24.6%で、そのうちの50.2%が0分、中学生男子では1時間未満が8.3%、そのうちの83.9%が0分。中学生女子では、1時間未満が25.7%でそのうちの82.8%が0分という結果が出ております。体育の授業以外、運動を全くやっていない児童生徒がいかに多いかがわかります。ありがとうございます。  一方で、しっかりと運動をやっている児童生徒は、詳しくはわからないんですけども、小学生、中学生とも、2,400分近く、先ほどのグラフのメモリが2,400分まで刻んであるんですけども、その近くにまで数字があらわれているので、約2,400分と理解してもいいのかなと思うんですけども、わずかですが、みえます。  2,400分というと、40時間です。1日当たり約5時間43分です。しかも毎日です。学校以外に5時間以上、運動に時間を充てるというのは、相当タイトなスケジュールではないかと思います。この調査結果を見ると、運動している児童生徒と、しない児童生徒が二極化していることがよくわかります。この調査結果をどのように捉えているのか、また、この二極化、大きな特徴の二極化について、どのように考えますか、お答えをいただきたいと思います。  ③いじめ不登校についても、余り改善の方向には向かっていないように私は思うんですけども、現在の状況、それからふれあい教室、これの利用状況についても教えてください。  ④給食残渣についてですけども、お聞きをしたところ、給食残渣についての調査は実施していないということですけども、なぜ調査をしないのか、必要性を感じないのか、お答えをいただきたいと思います。  続いて、大きな2番目ですけども、第二次推進計画でも計画されている観光名所づくり桜植栽事業について質問します。  湯の山温泉の名所でもあった蒼滝が、平成20年のゲリラ豪雨で壊滅的な被害を受け、修復不可能な状態になっている現状を見ると、新たな名所づくりは必要不可欠なことと考えます。  しかしながら、名所というものは長い歴史の中で育まれ、人々に親しまれてきて、初めて名所と呼ぶにふさわしいものになるものです。  この取り組みは、菰野富士を桜の名所にしようと、平成24年度から予算がついて始まった事業と理解していますが、来年度は、3年目になりますか、500万円の予算が計上されています。地権者でもある千種財産区管理会とも協議をしながら進められていることと思いますが、今後の計画に今年度、来年度、そしていつが事業計画の最終年度になるかわかりませんが、最終的にこの桜の名所がどんな形になるのか、現時点での構想で結構ですので、お聞かせをください。  これで、最初の質問を終わります。 ○議長(渡辺 昇君) 中山文夫議員一般質問に答弁を願います。  石原町長、登壇の上、答弁を願います。              〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) おはようございます。6番議員の中山文夫議員から一般質問をいただきました。  私からは、観光名所づくり桜植栽事業についての御答弁を申し上げたいと思います。  観光名所づくり桜植栽事業につきましては、「菰野富士ふるさと山プロジェクト」と銘打ち、平成24年度から始まり、本年で2年目を迎える事業です。  菰野富士は、大字千草と大字菰野の境にある高さ369メートルの小さな山ですが、営林管理された人工林と、生物多様性を育む自然林がともに観察でき、気軽に登山気分を味わうことができる山で、山頂からの展望は全周にわたる絶景が見渡せ、年配の人にとっては、遠足で訪れた思い出の場所でもあります。  このような自然豊かで思い出が残る菰野富士を「秋の紅葉」に匹敵する春の桜の名所となるよう、多くの町民がプロジェクトにかかわり、町民の力を合わせてつくり育てていくことを目的とした継続的な事業であります。  当町は、平成30年度に新名神高速道路の開通が予定されており、新名神高速道路から望める美しい菰野富士を見て、高速道路を通過する方が次はぜひこの町に立ち寄ってみたいと思われるよう、5年先、10年先を見越した桜植栽により、菰野町のランドマークを創造していく計画であります。  また、本事業は、第5次総合計画、第2次推進計画においても重点的に取り組む主要な事業として位置づけられており、林地開発計画に基づき、順次計画的に周辺の一体的整備を進め、全ての人が森林浴を楽しむことができるバリアフリー遊歩道の設置や、森林学習フィールドの提供等、キャンプ場や渓谷などの周辺観光資源や温泉資源を活用し、健康づくりと観光、保養を結びつけた付加価値の高い森林資源活用リゾートを目指して、山林所有者周辺観光事業者と協働しながら、事業の推進に取り組んでまいりたいと存じますので、御協力を賜りたいと思います。  なお、先ほど少し触れていただきました蒼滝についてでありますけれども、先々月、1月末に国土交通省並びに三重県と現地に入りまして、今後、完全なる復旧までいかなくても、どのようにして整理ができるか、そしてまた再び観光客の皆さん方に足を踏み入れていただけるような、そういう環境整備をしていこうという方向で、現地踏査をしたところでもございます。  今後、少し協議に時間がかかるかもわかりませんけれども、町としては積極的に関係機関に働きかけ、蒼滝の復活に向けて、力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、御報告申し上げたいと思います。  以上でございます。 ○議長(渡辺 昇君) 補足答弁をさせます。  教育長、川瀬 敏君。 ○教育長(川瀬 敏君) 教育行政につきまして御質問をいただきました。  1番、2番につきましては、関連しておりますので、まとめてお答えをさせていただきたいというふうに思います。  平成25年度の全国体力・運動能力、運動習慣等々の調査では、身長・体重・座高・肥満度による体格の調査と8項目にわたる実技測定による体力・運動能力調査、中学生への質問紙による生活習慣・運動習慣などの調査が実施され、文部科学省が47都道府県の結果紙を集計し、12月末に報告書がまとめられております。  菰野町内の中学生の結果を見ますと、体格については男女とも肥満傾向や痩せ傾向の割合は少なく、バランスのよい体格の生徒がほとんどでありました。  8項目の実技においても、男子で7項目、女子は8項目全てで全国平均・三重県平均より高い数値結果が見られます。全般的に運動能力も高い傾向であるということがわかりました。  生徒質問紙による1週間の総運動時間についてですが、議員懸念されるように「運動する子」と「余り運動しない子」の二極化が全国的に明確になっております。特に全国の女子の29.9%は、1週間の総運動時間が60分未満というふうになっております。  菰野町でも、ややその傾向が見られますが、1週間の総運動時間60分未満の女子中学生は20%を切っており、全国平均よりは低くなっております。  中学生の場合、運動する時間が長い生徒は、スイミングなどの習い事や地域のスポーツクラブに所属している場合のほか、大半が学校の運動部に所属していると考えられます。  学校では、運動部活動が行き過ぎた勝利至上主義に陥らないように学校の教育活動の中で、適切な時間設定と内容を考慮して指導しております。  両中学校とも、生徒への負担が大きくならないよう、始業前のいわゆる朝練というものですが、曜日によって実施する日としない日を設定したり、朝の練習は7時40分以降、指導者立ち会いのもとで実施するなど、睡眠時間や学習時間に影響を及ぼすようなことがないように、各学校でルールを設けて、生徒の体調管理や生活リズムの確立を考慮しながら、実施をしております。  一方、運動を余りしない子が運動するようになる条件として、生活質問紙による回答では、男女とも「好き・できそうな種目があれば」「友達と一緒にできたら」「自分のペースでできたら」が上位を占めており、続いて「自由な時間があれば」「自由に使える場所があれば」なども挙げられました。
     中学生になってから、急に運動好きにさせることは非常に難しく、就学前、小学校低学年から運動の魅力や必要性を指導するとともに、学校体育で運動することの楽しさを味わえるよう、指導することも必要です。  いろいろな種目を持つ楽しさに触れさせることができるよう指導を工夫し、「できなかったことができるようになる喜び」や「運動のこつやポイント」がわかるような指導をするとともに、外部講師による指導体制の充実や体育実技での個々の子どもに応じた目標設定など、学校がとれる手だてを工夫しております。  また、幼稚園での日常生活の中で、外遊びを充実させたり、小学生では休み時間にボールや遊具で遊ぶことを勧めたりするほか、町全域を活動場所としております総合型地域スポーツクラブ元気アップこものスポーツクラブとか、スポーツ少年団など、地域の関係団体と連携・協力して、運動の機会を提供したり、体を動かすことの好きな子どもを増やしたりするよう努めておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。  続きまして、いじめ不登校でございますけども、現在、町内の小学校の不登校児童生徒は、平成23年度で39名、平成24年度で32名でございます。各学校において、不登校児童生徒支援委員会等を定期的に開催し、当該児童生徒の状況を関係職員で共有し、一人一人の支援方策について協議をしております。  また、菰野町では、不登校児童生徒が規則正しい生活を送り、学校以外の学びの場として大切な役割を持つ菰野ふれあい教室を月・水・金の午前中に開設をしております。菰野ふれあい教室には、現在6名の中学生が入級しており、一人一人に対応した学習支援等を行っております。菰野ふれあい教室では、ほかにもカウンセラーによるカウンセリングやこもの親さろんとして、保護者の相談も実施しております。  不登校の原因はさまざまですが、不登校児童生徒の登校に向け、一人一人の状況に応じた働きかけや支援をしてまいりたいと考えております。御理解賜りますようお願いいたします。  続きまして、給食残渣につきましてでございます。  当町では、小学校において自校調理方式により給食を実施しております。学校給食は栄養バランス等を考慮し、児童に提供されており、先生により好き嫌いせず、全て食べるよう指導していますが、強制的に食べさせるわけにもまいりません。そういうことから、給食の食べ残しは必ず出てくるものでございます。  また、食材である野菜類の皮などの調理残渣もございます。議員御指摘の調理残渣や食べ残しを含めた給食残渣の調査は行っておりませんが、今後におきましては、食べ物の大切さや多くの人の力によって、学校給食が行われていることと、子どもたちが食べ残したものの実態をしっかりと把握して、給食献立に生かし、給食だより等で保護者に知らせていくことは大切であると考えておりますので、検討してまいりたいと思います。よろしく御理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(渡辺 昇君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  中山文夫議員。 ○6番(中山文夫君) ありがとうございました。  随時、再質問をさせていただきますが、済みません。ちょっと順番を変えて観光名所づくり桜植栽事業のほうから質問をさせていただきます。  もうちょっと具体的に教えていただけませんか。お願いします。 ○議長(渡辺 昇君) 観光商工推進室長、加藤信也君。 ○観光商工推進室長(加藤信也君) 菰野富士ふるさと山プロジェクトといたしまして、まず経緯から御説明をさせていただきたいと存じます。  この事業は、平成24年度に始まりまして、菰野富士の頂上付近と自然歩道沿いに50本の桜の苗木を植栽しております。  また、本年度につきましては、山林所有者であります千種財産区管理会の御協力によりまして、菰野富士の東斜面、1,200平米の伐採整地を既にさせていただいておりまして、来る3月21日に公募によります町内の小学生親子ボランティアの方100名に御参加いただき、また緑の少年隊にも御参加をいただきながら、50本の植樹作業を行う予定をしております。  また、この事業、来年度、平成26年度におきましては、引き続き、菰野富士の東側の斜面、約7,800平米程度を伐採整地をいたしまして、今後のその後に続きます伐採木の集積地等を確保しながら、100本程度の桜の苗木を来年度は植栽をしていく予定をしております。  その後、森林法によります林地開発というような形の協議に進みながら、観光名所になるような形の先ほど、町長のほうが御答弁申し上げました遊歩道でありますとか、森林学習フィールドというような形の施設整備を行っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(渡辺 昇君) 中山文夫議員。 ○6番(中山文夫君) ありがとうございました。鳥居道山観光協会も、この前、ちょっとある人とお話をしておりましたら、そういったことで町も頑張ってくれているので、私たちも頑張るというふうな話をいただいて、いろいろなことを模索中のようです。ぜひ、関係者と協力していただいて、菰野町の名所となり得るような場所づくりをしっかりと取り組んでいただきたいと思いますけども、先ほど、室長が言われたふるさとの山プロジェクトのチラシを、事務局、済みません、お願いします。  こういった形で、3月21日にやっていただけるということで、奮って参加をしてください。ということです。ありがとうございます。  それでは、教育行政について再質問をさせていただきます。  まず、体育の授業以外、全く運動をしない女子生徒が4人に1人の割合でいるということです。先ほど、教育長の御答弁では、スポーツ少年団とか、総合型のスポーツクラブについて御紹介ありましたけども、私はそういったところへ行く人の中には、運動をやってないから行こうかという人から、両極端のやり過ぎの人もいっぱいいると思うんです。そういったことを行政として、決してそういったことをもっとどんどん運動をさせるために、1人の人を特化してさせるためにやっているものではないというのは、よく理解するんですけども、得てしてそういった傾向に陥りやすい部分もあるかと思うんですけども、教育課長、この二極化、4人に1人の割合で全く運動しない。0なんです。うちの子どもなんかですと、例えば0であっても、学校から自宅の距離だけでも相当な時間ですので、あれも運動になるのかとは思うんですけども、いろいろなところから来ているわけで、単純に考えると、運動が0というのは、ちょっと問題かと思うんですけども、その辺、どのようにお考えですか。 ○議長(渡辺 昇君) 教育課長、舘 弘己君。 ○教育課長(舘 弘己君) 今、議員御指摘のように、運動量が0ということは決していい方向ではないというふうに思っております。  ただ、体を動かすということにつきましては、当然、従来、この質問紙にあります運動量の回答以外にも、体を動かすということはしておるかと思います。  ただ、心身ともに健全な育成をしていくに当たりましては、やはり運動をできる限りしていくことは好ましいというふうに理解しております。 ○議長(渡辺 昇君) 中山文夫議員。 ○6番(中山文夫君) この数字にあらわれない運動はもちろんやっているかと思うんですけども、そこに教育関係者の方が、そこに落としどころをもっていってもらうと、まあこうかで終わってしまうのかなと思うんですけども、やはりこの調査をしているこの数字の結果を見て、取り組まなければ、この調査は意味のないものになってしまうと思うんです。そういった部分で、しっかりと考えなくちゃいけないと思うんですけども、運動部の菰野町内の中学校で結構ですけども、運動部の在籍率、それから活動時間をわかれば教えてください。 ○議長(渡辺 昇君) 教育課長、舘 弘己君。 ○教育課長(舘 弘己君) 菰野町におきましての運動部の在籍率でございますけれども、男子のほうで88%ほど、それから女子におきましては75%の生徒が運動部に在籍しているというふうな結果が出ております。 ○議長(渡辺 昇君) 中山文夫議員。 ○6番(中山文夫君) 時間はどれくらいですか。 ○議長(渡辺 昇君) 教育課長、舘 弘己君。 ○教育課長(舘 弘己君) 失礼いたしました。部活動の時間でございますけども、これは日課表によって多少異なります。大体1時間半前後と。多くて2時間というふうなことを聞いております。冬場ですと3、40分、日課によってですけれども、3、40分しか活動ができないという時間帯もあるということです。 ○議長(渡辺 昇君) 中山文夫議員。 ○6番(中山文夫君) 部活動の時間が1時間半から2時間、長くて2時間ぐらいということなんですけども、先ほどの調査でいきますと、5時間以上やっているということは、この2時間を抜いてさらに5時間やっているという結果だと思うんですけども、これについて、私はとやかく言うつもりはないんですけども、これは教育委員会のほうで果たしてこれが妥当かどうかということも、私は考えていく必要があると思います。  もちろん、プロ野球の選手を目指す人とか、サッカーのJリーグの選手を目指す人、あるいはこの前もオリンピックありましたけども、フィギュアスケートで金メダルを取るんだと思っている子どもさん方は、それこそ朝から晩までやっているかもわかりませんけども、一方で、表に出てくる人は、すごい人だなって感心して、その人を夢見て出てくるわけですけども、崩れている人、例えば、肘に支障が生じたり、肩を故障したりして、夢を断念せざるを得ないような人もたくさんいるわけです。そういったところも考えていく必要があるのではないかと思います。これは答弁求めませんけども、やっぱり注視する必要があると思います。  今の御答弁では、男子で約88%、女子で75%の生徒が部活動をやられているということですけども、逆算すると、男子の12%、女子の25%が運動部に所属していない。その生徒の運動時間が少ないということになるわけですけども、そういった生徒に対する取り組み、今回の調査でも出ていると思うんですけども、取り組みはなされておられますか。なされているとしたら、どのようなことをされているか、お聞きします。 ○議長(渡辺 昇君) 教育課長、舘 弘己君。 ○教育課長(舘 弘己君) 当初、この調査の目的のことにつきまして、議員御指摘いただいたとおりでございます。当然、調査を行うということは、その後、どのように活用するかということが大切になってくるかということは重々承知しておるところであります。  中学校におきましての運動量の確保、運動好きというとちょっと語弊があるかわかりませんけれども、生徒たちが運動できるようにということでの取り組みということの質問かというふうに思うわけですけれども、ひとつに大きな取り組みとは申し上げられないと思うんですが、チェックシート、それからがんばりカード等をこれは体育の授業の中ですけれども、生徒に渡して自主的に運動ができるような、そういう取り組みをしているところがあります。  それから、こういったデータというのは、体力テスト等のデータです。こういったデータを生徒に渡して、運動を勧めているというふうな形での中学校での取り組みという形です。  ただ、授業の中での50分という体育の授業の中での取り組み、そしてプラスアルファ、生徒たちが所属しているクラブ活動を終えて、どれだけの時間がここに費やせるかということにつきましては、かなり家庭、あるいは個人によって差があるというふうに聞いております。 ○議長(渡辺 昇君) 中山文夫議員。 ○6番(中山文夫君) いただいた資料には、やっていないと答えているんです。ですから、クラブ活動、それから体育の授業の中では、そういったことを指導しているかもわかりませんけども、年齢的に中学生ですから、具体的な形で取り組んであげなければ、なかなか行動に移せないという子どももいるわけで、やっぱりそれは自己責任だとは言いながら、こういう結果が出てくること、調査をしているわけですから、取り組んで改善するということが目的で調査をしているわけですから、その辺のところの取り組みをもう少しこの数値が全体にプラス向きになるような、そんな取り組みをぜひしていただきたいと思います。  朝の部活動についても、同じだと思うんですけども、やっている子はしっかりやっている。そのやっていることを私は否定するわけではないですけども、例えば、済みません。こういった記事がありました。「部活の朝練禁止は是か非か。」長野県教育委員会が投げかけた問題というのがあります。  県教委の報告書によると、97%で中学校での朝の練習、ほぼ全ての運動部が通年実施しています。80%以上の生徒が7時前家を出ており、5人に1人は6時半より前だと言います。長野県では、ほかにも放課後の部活動に加え、運動部活動の延長として行われている社会体育活動が実施されています。これが多分、先ほどの数字でしっかりやっている方なんだろうと思うんですけども、これらを合わせた1日の活動時間は3時間という学校が最も多く、それを超える学校も少なくありません。平日の活動終了時間は、19時という学校が多数を占めています。  菰野町はこれには当てはまらないと思うんですけども、早起きの習慣がつくのは結構な話ですが、睡眠時間は短め、家庭での学習時間も圧迫しているようです。平日に2時間以上学習する生徒は、全国平均より低くなっている。子どもたちの体力や運動能力を向上していればいいのですが、文科省の全国体力運動能力、運動習慣等調査の長野県の体力合計点では、中2で男子が22位、女子が44位でした。医学的な知見からも睡眠不足で長時間の練習するを結果、スポーツ障害の経験がある生徒が多いことにも注意を促している。この実態を踏まえて、県教委は、週の活動日数を平日4日以内、土日は1日以内、完全休養日を週2日以上、平日の総活動時間は2時間程度をめどにする。原則として朝の活動は行わないなどなど、こういったことを懸念して、取り組んでいるところもあるようです。  私は、菰野町の子どもたちの運動は、健全ではないかなと思うんですけども、一方で、こういったところ、健全だと思っていたら、こういったところに落とし穴があるということも考えていただいて、そういったことにもちょっと注視をしていただいて、取り組んでいただきたいとそんなふうに思います。  次は、運動好きになるかどうかです。これは、ゴールデンエイジが勝負。子どもを運動好きにするこつとして挙げられています。ゴールデンエイジというのは、脳や神経系の機能が飛躍的に発達する時期なんです。逆にこの時期しか発達しないという時期なんですけども、この時期に子どもの運動能力を育むためには、大切なポイントが2つある。まず1つ目は、子どもの楽しいという気持ちを大切にすること。運動することが楽しめるよう、鬼ごっこなどの運動遊びを取り入れるとよいでしょう。幼児期や小学校低学年のころは、上手下手にかかわらず、運動を楽しめる環境をつくってあげることが大切です。子どものおもしろい、もっとやってみようという気持ちを刺激する必要があるということなんですけども、要は年齢が低い、このゴールデンエイジのときに、運動をさせるのがいいということなんですけども、もう少し小さいプレゴールデンエイジというのもあります。そんなときにも、やはり運動が好きになるような仕掛けづくりが必要かと思うんですけども、この辺は子ども家庭課の課長、どのようにお考えですか。お聞きをします。 ○議長(渡辺 昇君) 子ども家庭課長、小林義久君。 ○子ども家庭課長(小林義久君) 先ほど、教育長が幼稚園での取り組みも御答弁しておりましたように、保育園におきましても、幼稚園同様、遊びを通じた体力づくりを目指した運動プログラムを随時導入して、体力の促進ということも行っておりますし、また、菰野町では従来から自由保育というのを目指して、それを主眼に保育をしてきておりますので、そういったさまざまな遊びを通じて、そういった体感が促進するように、通常の保育の中で取り組んでおりますので、御理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺 昇君) 中山文夫議員。 ○6番(中山文夫君) 課長、自由保育という名にかこつけて、自由に遊ばせておけばいいんだというのと、ある目的をもって自由に遊ばせるというのは、ちょっと違うと思うんです。ですから、やっぱり保育士さん、それから幼稚園教諭の先生方も、こういったところが大事なんだということを考えた上で、自由保育、自由に遊ばせるという、そういったものであってほしいと私は思いますので、よろしくお願いいたします。  美し国駅伝、この前ありました。菰野町総合でも4位、町の部で優勝、すばらしいなと思うんですけども、この壮行会に私、出席させていただきました。小学校・中学校の先生方もお見えでしたけども、私はその先生に小学校の子どもさん、出られるんですねと聞いたら、いえ、案内が来てないのでわからないです。誰が出るか、報告は来てないのでわからない。ただ、壮行会の案内が来たので来たということなんですけども、出場者の在籍する学校に対して、この子が出ますという連絡はないんですか。お聞きをします。 ○議長(渡辺 昇君) 教育課長、舘 弘己君。 ○教育課長(舘 弘己君) まずは、美し国駅伝、皆さん方に大変応援していただきました。本当にありがとうございました。  おかげさまで、先ほど中山議員おっしゃっていただきましたように、好成績を残させていただくことができました。改めて感謝申し上げたいと思います。  先ほどの出場者の選手の件でございますが、壮行会、当日まで選手のいわゆる体調のことで、このとき、壮行会のときに初めて発表するというふうな方針で来ていただいているようです。しかしながら、エントリー、いわゆる練習をしている児童、あるいは生徒につきましては、校長会等でどこどこ小学校、どこどこ中学校のこういった児童生徒が練習に励んでいるということは、申し上げております。最終ランナーとしてどなたが出るかということにつきましては、壮行会のときに発表という形をとらせていただいているということですので、御理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(渡辺 昇君) 中山文夫議員。 ○6番(中山文夫君) 壮行会には、当日走る人と補欠の方がいるわけです。壮行会の前にはとっくにわかっているんです。健康状態等がどうのこうのというのがあって、当日かわるのはありますけども、壮行会には補欠の方も出ているわけです。登録している人、出場登録をしている人は、その当日が健康状態がどうのこうのとか関係ないわけです。登録してて、その当日、健康状態が悪かったら、それは出れません。ですから、補欠の方が出ますけども、壮行会にも皆さんが紹介されて、話をしているんです。私は、例えば、1つの学校でこういった子どもさんが出るにもかかわらず、そのことを知らない子どもさん、それから保護者がたくさんいるとしたら、非常に私は残念なことだと思うんです。例えば、オリンピックあります。オリンピックの場に出ていけば、そんなことはないと思うんです。オリンピック当日まで発表しないということはあり得ないと思います。それこそ町挙げて応援すると思うんですけども、私はこの運動をやるやらないというところの小さなことかもわかりませんけども、こういったことの発表、こういったことで、子どもたちが、あの子が走っているんだったら、私も走ろうか、僕も走ろうかというようなことにもつながっていくんじゃないかと思うんです。悪いことは、ふせてもいいと思うんです。私は。でもいいことはどんどん出してやればいいと思うんです。私がちょこっと聞いたところですけども、社会教育と学校教育だから、違うんでしょうみたいな、そのようなことを言われた人がいましたけども、こんなことを言っていたので、運動する人はふえないと思うんです。ですから、こういったところにも、細かい気を配っていただいて、対処していただきたい、そんなふうに思います。よろしくお願いします。  では、給食残渣のほうに質問を移します。  教育長、食育で特にどのようなことを学んでほしいと思っておられますか。 ○議長(渡辺 昇君) 教育長、川瀬 敏君。 ○教育長(川瀬 敏君) 食育についてでございますけども、これにつきましては、家庭、それから学校等の全体を通して行っていくべきものだというふうに思っております。特に学校教育活動全体を通して、食に関する指導を計画し、推進を図っていくというふうに思っております。生徒一人ひとりが生涯にわたって、健康でいきいきした生活が送れるように目指して、正しい食事のあり方や食習慣を身につけ、食事を通してみずからの健康が管理できるように、また友達や家族とも正しい食事を心がけることで、好ましい人間関係を築き、心の豊かさを養うことができるということを目標にしております。  食に関する指導としては、食事の重要性、偏りのない栄養バランスのとれた食事、規則正しく接することの大切さを理解すること。それから食事の内容と摂取の仕方が、心身の健康に大きくかかわってくること。食品を選択することの能力として、安全安心な食品がどのようなものであるかを知ること。感謝の心として、毎日の食事が多くの人の苦労や努力、工夫によって支えられていることが、あと社会性として、会食にふさわしいマナー等々があるということで、そのことを中心に食育、各教科指導を行っておりますので、このようなことを理解していただければというふうに思っております。  以上です。 ○議長(渡辺 昇君) 中山文夫議員。 ○6番(中山文夫君) 私が聞きたかったのは、例えば、教育長も小さいお子さんは、今はおられないですけど、昔は小さいお子さんがいたと思うんですけども、その子に例えば、私だったら、食卓を囲んで、子どもと一緒に御飯を食べるときに、おいしくいただけよと。「いただきます」ちゃんと言えよ。「ごちそうさん」ちゃんと言えよ。食べるもの残すなよ。行儀悪いぞ。そういうことから始まると思うんです。  私は、食育の原点は、おいしくいただくことだと思うんです。おいしくいただければ、当然、感謝もしているだろうし、体にも全部食べるから、残さずに食べるから体にもいいし、栄養面から見てもいいんじゃないか。その上で、これは材料がこんなん入っているんだよとか、そんなような話に発展するのかもわかりませんけども、まずは食べるものに感謝をして、残さないように食べなさいということから始まるんじゃないですか。私はそうだと思うんです。教育長、難しいこと言われましたけども、この前の日曜日に水谷修さんの講演を聞きました。聞かれた方も何名か、町長も聞かれました。聞かれてないですか。あのお話、私も水谷修さんが好きで、前にも聞いたことがあるんですけども、そんな難しいことじゃないんです。目で見て、耳で聞いて、それをどう感じるかという本当に五感で感じるようなもので生きていけば、いじめなんかなくなると言ってました。不登校なんてなくなるって言ってました。あの人は、夜の世界で生きている人なんです。大変な状況の子どもたちを更生させたりしている。子どもの地獄の中で生きている方なんですけども、すばらしい活動をしていると思うんですけども、私には到底できないですけども、でも言っていることは、こんなことなら私たちもできるんじゃないかと思うようなこといっぱいありました。朝起きて、15分早く起きなさい。そして、空を見て、青い空きれいだな。雪が降って真っ白できれいだな。花を見てきれいだな。鳥の声を聞いて、いい声で泣いているな。気持ちいいな。そうやって感じてくるだけで、いじめなんかなくなりますと言ってました。  本当かどうか私も検証したわけではないですけども、でも、わかります。わかるような気がします。  その食育なんですけども、食べるものを粗末にしちゃいかんということを教えるためには、例えば食卓なら、食べて残ったものをそのまま見えるわけです。その時点で、お父さんやお母さんが、残しちゃだめじゃないかって注意します。学校は強制はできないということなんですけども、私は、食べ残しを減らすため、これ給食残渣というのは、食べ残しなんです。調理くずではないんです。食べ残しなんです。その減らすためにどのような対策を講じているかということをお聞きしたいんですけども、こんな記事が載ってました。気になる給食食べ残し。先日、地域でごみの減量と環境学をテーマにした講演を聞いた。その中で学校給食の食べ残しの話題が気になった。教師たちは間食、食べ残しを出さないための指導努力をしているが、それでも毎回、大量の食べ残しが出る。衛生上の問題で残り物を持ち帰ることは禁止されている。単純に食べられる量だけつくればいいと思うが、管理側のほうで1人当たりの栄養面や必要量を計算の上、算出している全体量なので、勝手に減量すると法律違反になるとのこと。大量の無駄が出ていることを考えると、その基準となる量が適正なのか疑問に思う。子どもの個々の体力的な問題や、給食を調理する人たちの労力や、思い、食材の無駄などを考えると、誰が誰のためにつくった法律なのだろうと腑に落ちないという記事が載ってました。意見が出てました。これに対して、学校の先生が給食の時間が短いのではないかというので、この先ほどの記事を読んで、意見を投稿しています。「私は、現在、中学校の教員で、校内の給食委員会を担当していますが、毎月の委員の集まりで残飯が多いという反省がよく出ます。その理由を聞いてみると、決まって給食の時間が短いという答えが返ってきます。中学校では1日の学校生活の中で30分を給食の時間に充てている学校が大部分。大体の目安として準備に15分、食べるのに15分、随分短い食事時間だと思いませんか。4時間目が体育の授業で着替えなどで遅くなると、準備がおくれ、食べる時間がもっと短くなります。食べ残したまま片づけに入る生徒が大半です。学校教育の中で食育を重視するのであれば、もっとゆとりのある給食の時間を確保することが必要なのではないでしょうか。」というのが出てますけども、給食残渣の統計調査をしないで、食べなさいとか言っても、子どもたちがわかりにくいと思うんです。随分前に、私、聞いたことがあるんですけども、菰野町、調査をしていないということなんですけども、ある学校では、10%だの、15%だの、残っているという話を聞きましたが、実は私の知り合い、子どもですけども、小学校5年生の子が、僕は給食の当番に当たったときには、食器にいっぱい入れてくるんだと。大きな鍋のものが空になるぐらい、上手によそうんだと。そしたらみんな食べる。でも、その当番の子によっては、嫌いなものがあると少ししかよそわない。最初、よそっただけでも鍋に半分ぐらい余っているというふうなことを言ってました。  あれってめっちゃもったいないよねと言ってました。  現場は、私はそうだと思うんです。子どもは正直ですから、私に言ってきた子も嘘をついているとは思いません。そんなんなんです。ところが学校の先生にとっても、指導はしているものの、強制ができないということだから、余りきつくは言えない。でも、残っているというのをそれを公表することも、自分たちの立場上、なかなかしにくいことがあるかもわかりません。でも、これ先生の問題じゃないと思うんです。こういったものを全部公開して、どうしたらいいんだと。児童がどうしたらいいんだ。それを見て、こんな残っているんだ、もったいないな。食べなくちゃいかんよなというところにいけば、これはしめたものですけども、親にとっても、親が給食をやれやれって、今、中学校給食でも、希望者が多いということですけども、例えば、その調理をした、栄養を考えて調理をしたものの、半分も食べなかったら、この栄養はどこに行くんですか。そんなの全然栄養になってないんです。子どもに。それを私は保護者の方にも知らせるべきだと思うんです。そういったことをやるためには、やっぱりこういう給食残渣というものを毎日とれとは言いません。毎月とれとも言いません。ある一定期間、1カ月なら1カ月、そういったものをとって、こういった結果が出ましたと。皆さん、考えてください。資料を提供するだけでもいろんな意見は出てくると思うんです。そういったことをやらないと、給食だから安心だとかことになると。それは私は間違っていると思うんです。  村林新吾さん、相可高校の食物調理科の先生なんですけども、この先生に質問があって、質問を投稿している人がいます。それに答えているんです。子どもが塾に行く日は、私の帰宅時間が合いません。そういう日は、夕飯がつくれないので、好きなものを買って食べておいてとお金を渡します。これっていいですか、悪いですか。悪いに決まっているやろうと言っているんです。僕やったら、「おにぎりか焼きそばつくっておくで、温めて食べな」と置いておくというふうなことを言われてます。  弁当なら、例えば残ったものは持って帰ります。親が見ます。病院なんかでも、一人ひとり膳があります。残ったものをチェックします。介護施設だってそうだということを書いてあります。それは健康状態をチェックするんだということなんですけども、学校でいちいちそういうことをチェックすることは難しいかもわかりませんけども、やっぱり残った量で子どもたちの健康管理もできないことはないと思うんです。そういったものも含めて、やはり給食残渣を調べるということもぜひやっていただいて、どんな結果が出るかわかりませんけども、正直なところを出していただいて、子どもたちのために前に進んでいけるような、そんなようなことをぜひやっていただきたい。本気で向き合っていただきたいとそんなふうに思います。よろしくお願いします。  最後に、文科省に私はちょっと言いたいことがあるんで、ここで言ってもだめなのかもわかりませんけど、文科省にも言いたい。ここの教育委員会の方にも言いたいということなんですけども、今回の調査をやっても、結局取り組みがなされていないという結果が半数、あるいはそれ以上、数字が出ているところもあります。項目によってはそういったところもあります。ですから、そういったものがあっては、こんな調査やっても意味がないわけです。5年の経年でやっているわけです。これでやっているんですけども、5年間同じような状況、例えば、体力テストの結果は、これは対して差はないと思うんですけども、二極化のことなんかは、平成20年からずっと同じなんです。どういう取り組みをしているんだと言ったら、それは余り出てないんです。調査、調査ばかりやって、結局、こんな結果が出ましたというんです。でも、その取り組みについて、取り組んだ後の結果についてとか、そういったものがないんです。そういったものを私はぜひやっていただきたい。でなかったら、この調査意味ないです。こんな調査をやるんだったら、私は子どもと向き合っている時間をもっと長くとってほしい。そのほうがずっと大事だと思います。  給食残渣についても同じです。1カ月でもいいですから、統計調査をしてください。エアコンの設置を考えているようですけども、これは質問ではありませんけども、私は反対です。これはなぜかと言うと、エアコンが入ると、夏に外で遊ぶ子が減ります。体が弱くなります。熱中症を引き起こします。そこで学校はどうするか。責任が学校に及ぶのを恐れて、こんな暑い日は外へ出たあかんよ。エアコンの入っている部屋で静かに本読んでなさいというふうにならないかな。教師が外で遊ばせないようにしてしまう。弱くなった心と体はさらに弱くなります。特に心は楽なほうへ傾きます。私たちも同じです。楽なほうへ、楽なほうへ行きます。子どものときに楽を覚えると苦労することを避けるようになります。昔から暑い夏に、外で元気よく遊んだ子は、冬、かぜひかない。そんなふうに言われたものです。私の道場ですけども、修練している子どもたちは、夏はエアコンありませんから、汗だくでやってます。冬は男子は胴着1枚、女子は半そでのTシャツ1枚、はだしでやっています。それでも元気に通ってきてくれます。きのう、おとといですか、雪がいっぱい積もってましたけども、たくさんの子が来てくれてました。子どもは強い子に育てないといけないと思います。いろんな意味で、子どもたちを私たちは守る責任があると思いますけども、特に学校教育では、子どもたちが長い時間生活をするわけですから、給食から、勉強から運動から、全てにおいて注視していただいて、子どもたちを育てていっていただきたいと思います。  とりとめのないの質問になりましたが、これで終わります。ありがとうございました。 ○議長(渡辺 昇君) 以上で、中山文夫議員一般質問は終了いたしました。  ここで、暫時休憩いたします。               午前11時09分 休憩             ~~~~~~~~~~~~~~~               午前11時32分 再開 ○副議長(出口利子君) 再開をいたします。  一般質問を続けます。  それでは、1番議員、伊藤雅慶議員、登壇願います。            〔1番 伊藤雅慶君 登壇〕(拍手) ○1番(伊藤雅慶君) 改めまして、おはようございます。  1番議員の伊藤雅慶でございます。  質問に入ります前に、冒頭、3月末をもって御勇退される薮田課長、寺本課長、河内耕二課長、そして森脇支所長の長年の御労苦に対しまして、この場をおかりして厚く感謝を申し上げたいと思います。  諸先輩方皆様におかれましては、第二の人生を十分に満喫をいただきたいというふうに思いますし、また、その経験から、地域と町行政との架け橋となって、引き続き御尽力を尽くされることを切に願っております。  そして、多くの議員がこの冒頭申されておりますが、昨日、発災後、3年という節目を迎えました東日本大震災において、お亡くなりになられた多くの方々、そして御遺族に対しまして、哀悼のまことをささげるとともに、癒えることない深い悲しみの中で、不自由な避難生活を余儀なくされている多くの皆様の生活が一日も早い復興を遂げられますよう、衷心よりお祈り申し上げます。微力ではありますけども、引き続き、被災地支援を行っていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  それでは、通告に従い、大きな1番の1、そして大きな2番を順次質問をさせていただきます。  なお、大きな1番の2、3については、再質問でお伺いいたしますので、よろしくお願いいたします。
     議会質問でしばしば取り上げる「安全安心対策」について、今回も個別具体の案件もお示しをしながら、町長のお考え、そして菰野町の姿勢についてお伺いしたいと思いますが、まず1回目の質問としまして、①通学路等の防犯対策についてお伺いします。  町内の道路の中でも、特に私が憂慮するのは、小中学生や高校生が通学路として利用する道路の防犯対策であり、具体的には防犯灯など、照明の確保が十分でないということであります。昨年の夏、三重郡朝日町で発生した中3女子強盗殺人事件においても、現場は大変暗く、以前から住民が不安視していた状況であり、事件後、一定数の防犯灯が設置されたと伺っております。  今月に入り、犯人も逮捕され、ようやく近隣住民も安堵できる状況となったようですが、事件前にあの現場がもっと明るく、人目につきやすい状況であれば、もしかすと事件が発生していなかった可能性もあり、悔やまれてなりません。ここに改めて被害者の御冥福をお祈りいたします。  私も帰宅途中の高校生と自動車との接触事故を目の当たりにした実体験から、平成22年の12月定例会では、とにかく交差点や通学路など、暗く危険ではないか調査して、町内全域において防犯灯を含む照明灯を計画的に設置してほしいと訴えました。  また、平成24年3月議会の一般質問では、災害時に誰もが安全に避難できるよう、弱者に優しい道路整備を訴え、避難誘導看板の設置や、道路掘削箇所等の適正補修、管理とともに、「蓄電機能付きのLED灯」や「ソーラー発電型蓄電機能付きのLDE灯」など、停電時であっても照明の確保が可能となる防災防犯灯や、家庭用も含めた防災照明灯の設置を要望しましたが、担当課からの聞き取りでは、現在、東町公園に設置された以外、把握していないとのことであります。  私としては、避難所周辺など、有事の際、対策拠点となり得る施設及びその付近が特に必要性が高いと思っております。  本定例会の初日に、石原町長の発言にもあったように、近い将来起こり得る可能性が高い南海トラフ巨大地震をはじめとする大規模災害に備え、これらの防犯灯、照明灯の確保や電源の確保、また停電対応型電球など、本腰を上げて計画的に設置を進めていただきたいと考えております。  幸いにして、本定例会に上程されております平成26年度予算において、環境省の補助事業である防犯灯LED照明導入促進事業が盛り込まれております。ぜひともしっかりとした調査を行い、省エネ化のみならず、これらの課題を少しでも解消できる計画を立てていただきたいと思います。  私の手元には、本年2月19日石原町長あてに提出された八風橋歩道橋における照明設置を求める要望書の写しがあります。本件について提出者である区長さんたちから御相談がありました。内容については、この歩道橋で2度も不審者によるつきまといが発生し、被害に遭った方は、たまたま近くの家に逃げ込んで、大事には至っていないようであります。  区長からは、この状況を放置せず、明るく安全な歩道橋にしてほしいと強く要望を受けました。  歩道橋は、右も左も逃げようがなく、柵を乗り越えれば朝明川へ転落し、二次的被害が発生しかねません。このような現状を真摯に受けとめていただき、この案件については、ぜひとも公助の役割を発揮していただき、自助努力と合わせて安全を確保していただきたいと思います。新年度の防犯灯LED照明導入促進事業の目的にもあるように、明るく安全なまちづくりを構築することが、地域住民から大きく求められております。ぜひとも本事業を有効に活用し、防犯灯の省エネ化や高輝度化を図りつつ、先ほど申し述べた課題に対しても、取り組んでいただきたいと思います。これらについて、石原町長の御答弁を求めます。  次に、大きな2番、獣害対策について、女性が活躍する獣害対策。私が獣害対策を議会質問で取り上げるのは約4年ぶりのことでありますが、前回は誰もができる獣害対策として、稲刈り後の稲穂の新芽や畑の残野菜などによる餌づけを断絶すること。集落全体で猿を徹底的に威嚇、追い払いをし、人なれをさせないことなど、研修を受けて教わったとおり、こちらで御紹介をしました。  そして、このような情報を菰野町の山間地域や被害地域だけでなく、今後ますますエリアが拡大することを想定し、菰野町全域に周知していただくようお願いいたしましたところ、広報こものにみんなで取り組む獣害対策として連載いただきました。  希望する区・自治会に対して、出前講座を開催していただきました。私も地元で開催された際には、参加させていただきましたが、真剣に県の担当職員の話を聞く参加住民から、これらの取り組みが一定の効果を生んでいると感じたところであります。  しかしながら、参加者を見渡したとき、多くは男性であり、お見受けしたところ、中でも現役世代と高齢者の方が多く見えたことから、一般住民による追い払いが一定数以上伸びない現状がそこにあります。  このような状況が全国的にも獣害対策の課題となっている中、主婦である自分たちが働く男性にかわって銃を握り、狩りをし、さらにしとめた獲物の肉を食卓の1品として食するという、大変たくましい女性活動グループ、TWINが今、注目されています。  当町において、獣害対策の重要な柱として位置づけられている猟友会による駆除でありますが、今後ますますハンターの高齢化が進み、ハンター数が減少することも考えられることから、獣害被害の打開策として女性のこのような活動が重要なカギを握る可能性があります。  ここで、TWINについて少し御紹介します。  TWINとは、The Women In Natureの略で、彼女たちは人と自然の結びつきが弱体化する社会に警鐘を鳴らすと同時に、野生動物管理の観点から、減少する男性狩猟者にかわり、女性ハンターを確保し、野生動物を食することで、人と自然とのかかわりを取り戻す活動をしています。  当町としても、狩猟者の担い手不足が今後、発生する可能性もあることから、新たな視点に立ち、女性が活躍する場を広げるという観点もあわせ持つこのような活動を研究していただきたいと思います。石原町長のお考えをお伺いします。  これで1回目の質問を終わります。 ○副議長(出口利子君) 伊藤雅慶議員の一般質問に答弁を願います。  石原正敬町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 1番議員の伊藤雅慶議員から御質問をいただきましたので、順次、お答えいたしたいと思います。  まず1つ目の安全安心対策につきまして、通学路などの防犯対策について答弁申し上げます。  まず当町の防犯灯設置状況でございますが、小中学校の通学路であり、主に集落をつなぐ部分に約120灯の防犯灯を設置しており、その維持管理につきましては町が行っております。  また、集落内に設置する防犯灯につきましては、約4,300灯設置されており、こちらにつきましては、各区におきまして維持管理をお願いしているところでございます。  平成25年度事業としまして、現在、防災・安全社会資本整備交付金事業を活用し、田光から田口新田にかけて9カ所、国道306号線沿いの杉谷地内で21カ所、同じく奥郷・福松・岡地内で46カ所、同じく三区地内で4カ所の合計80カ所にLED照明の防犯灯の取りつけを進めております。  このような状況の中で、平成26年度におきまして、環境省の補助事業でありますLED照明導入促進事業補助を活用し、犯罪のない明るい社会を築き、町民の安全安心を図るとともに、消費電力、CO2排出量の削減効果による低炭素社会の実現に寄与することを目的に、町内に設置されております全ての蛍光灯タイプの防犯灯をLED照明へと整備する予算を計上しております。  そこで、議員御提案の太陽光発電の蓄電池型LED防犯灯の整備でございますが、以前からも伊藤議員から、平時の安全対策も兼ね備えた防犯防災灯の採用について御提案をいただいております。  現在、このようなタイプの照明灯は、東町公園に2基設置しており、停電時などには有効性が発揮されるものと考えますが、まだまだ機器自体高価でありますので、国・県の補助基準の緩和等を見きわめながら、検討していきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。  次に、八風橋歩道橋の照明灯の設置でございますが、この場所につきましては、議員の御質問のとおり、八風橋南詰にコンビニエンスストアができたものの、夕方、夜間になれば、八風橋の歩道橋は暗く、また通学路でもあることから、現在、地区からの要望を受け、道路照明、あるいは防犯対策としての効果を踏まえ、関係機関への設置要望を行っているところであり、当町といたしましても、町民の安全安心の観点から、早急な対応を働きかけてまいりますので、御理解いただきたいと思います。  獣害対策についてであります。  当町では、町猟友会の協力を得ながら、パトロールや捕獲のほか、地域ぐるみの獣害対策を県関係機関と推進しており、田口・奥郷などにおいてえさ場をなくす、隠れ場をなくす、囲む、追い払いなど、地域の方が主体的に獣害対策に取り組んでいただいております。  獣害対策におきましては、女性の方の組織的な参画はございませんが、有害獣の追い払いのための動物駆逐用煙火や、ロケット花火を役場本庁・支所で配布しております。  女性の方々も御利用いただいております。  議員御紹介いただきました女性グループTWINにつきましては、獣害対策に活躍するとともに、野生動物の資源的価値を見直し、活用しているという面で大変興味深いものと考えております。  当町におきましても、獣害対策に女性が参加いただき、野生動物が新たな地域資源として活用できることを期待したいと思います。  以上です。 ○副議長(出口 利子君) 途中ですが、昼食のため、暫時休憩いたします。  午後1時から再開をいたします。               午前11時48分 休憩             ~~~~~~~~~~~~~~~               午後 1時02分 再開 ○副議長(出口利子君) 再開をいたします。  一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら御発言ください。  伊藤雅慶議員。 ○1番(伊藤雅慶君) 午前中の御答弁ありがとうございました。  それでは、午後も進めさせていただきます。  町長、御答弁ありがとうございました。  町内全般における照明の確保については、今後、防犯灯のLED化とともに、前向きに進めていただけるものというふうに受けとめをさせていただきます。  また、八風橋歩道橋については、非常に前向きな御答弁をいただいたと思います。  今後は、県行政と行政間の協議を町行政もなされるというふうにも感じる部分もありますが、危険な思い、不安な思いをしている子どもたちや保護者、周辺住民の気持ちをくみ取り、できるだけ早い対応を御期待申し上げます。  それでは、ここで今回、そして以前から導入要望をしています蓄電池式LED電球、こちら防犯灯ではなく、家庭用でありますが、1つ実物をもってきましたので、モニターにて御紹介をいたします。  これは某リサイクルショップで1,890円で売られていたものでありますが、電球だけ見れば一見、普通のLED電球に見えます。しかし、よく見ると、本体にスイッチが本体の真ん中あたりです。スイッチがあり、これで家庭用のコンセントで使用できたり、また直接LED電球として使用したり、また、有事の際は、充電された電気により、懐中電灯として利用するなどの切り替えをするようであります。  右にコンセントのソケットがあり、画面左手には、あそこのソケットにかぶせるカバーです。それを当てて、どうもこの本体をねじって引き伸ばすと、右の上の四角の上の段にある懐中電灯のような形で、充電された電気で懐中電灯に変わるというような商品であります。非常に万能であります。裏面の製品仕様を見ると、4.5時間充電で6時間使用できるというふうに書いてあり、値段の割に高性能であるように感じました。  今回、紹介した製品については、中国製ということでありますので、恐らく同等品は頻繁に市場に出回っていると思いますし、以前、議会質問では、国産品、大阪のメーカーであったと思うんですが、国産品を紹介しました。ぜひとも防犯灯においては、停電対応型LEDを。そしてコミュニティセンターや地域の集会所、またその周辺など、地域防災の拠点となる公共施設には、このような家庭用の充電式LED電球を数個ずつでも導入していただいて、安全安心の確保に努めていただきたいと思います。よろしく御検討のほどお願い申し上げます。  それでは、安全安心対策の再質問として、②生活道路等の安全対策と安全管理について、2カ所の危険な箇所を取り上げながら、質問をさせていただきます。  まず、1点目については、今年1月17日に開通した県道千草永井線バイパスと町道岡41号線との交差点における安全対策であります。  この交差点については、既に車両の接触事故によるプラスチック片らしき部品が交差点周辺に落ちていることからも、地域住民が心配していた交通事故が発生している可能性があり、安全対策が急務であると考えます。  写真ナンバー1をよろしくお願いします。  私も自宅から役場庁舎に向かう途中、この交差点を通過する際、停止線から国道306号線方向の車が確認できず、再度、その停止線から前に出て確認をするのですが、その際、大型車両の通過と重なるときは、衝突するのではないか、本当に怖い思いをします。  このように、ここの停止線からは全く見えない。その先を進んでも、かなり交差点に進まなければ、右側が306号線側が見えない。そのような状況であります。  また、国道306号線からバイパス道路に進入し、道路を東に進む際、標識は設置されているものの、余り目立たず、交差点に気づきにくい状況であり、この対策も必要であると感じます。  バイパスと書いてあるところを写してください。これがちょっと遠いところから。これ306号線からミルクロードに向かって東に進んでおります。次、これがだいぶ近くに寄って、左手には交差点の標識があるんですけども、非常にこの道路からは交差点がかなり近づかないと確認できないわけでございます。ありがとうございます。  開通から2カ月が経過しようとしている今、重篤な事故を未然に防ぐためにも、交通事故防止につながる対応を求めます。  この件については、区境ということもあり、岡、竹成両区長からカーブミラーの新設と交差点のカラー舗装設置の要望が2月27日に都市整備課に提出されております。  こちらがその要望書であります。  県との協議も含め、これらについて担当課としてどのような検討がなされているのか、都市整備課長の御答弁を求めます。 ○副議長(出口利子君) 伊藤雅慶議員の再質問に対して、答弁を願います。  都市整備課長、斉藤 司君。 ○都市整備課長(斉藤 司君) 県道千草永井線の開通に伴いまして、千草工業団地の東側の交差点についての御質問でございます。  県道千草永井線と町道岡41号線の交差点につきましては、県道の供用開始に伴い、町道側が一旦停止となりましたことから、交差点であることを周知するために、現在は町道部分に仮設の看板の設置、あるいは道路面への減速表示等の対策を行っております。  その他の対策としましては、先ほど、要望書の件もありましたが、県道と町道の交差点でありますことから、基本的には上位路線の管理者である三重県に要望してまいりたいと存じます。  また、町におきましても、議員御指摘のとおり、町道から県道への進入の際に確認しづらいという点から、安全対策としてカーブミラー等の設置を検討しておりますので、御理解をお願いいたしたいと存じます。 ○副議長(出口利子君) 伊藤雅慶議員。 ○1番(伊藤雅慶君) 御答弁ありがとうございます。  先ほど、加藤議員からも交通事故があったというような情報も入りました。  本当に地域の方々、皆さん、大変心配しております。利便性は確保されつつも、非常に危険であるなとそんな声をたくさんいただいておりますので、ぜひ早急な県との協議、そして対応をよろしくお願い申し上げます。  次に、2点目でありますけども、一部の子どもたちの通学路として、また住民の歩行空間の確保として設置されている地下横断歩道、いわゆる地下道の安全管理についてお伺いします。  今回、私は、現場確認をしたのが、国道306号線と町道音羽岡線との交差点に設置された地下道であります。  本来、管理については、県行政であることは理解しております。しかしながら、地下道については、子どもたちが小学校へ通うための通学路となっている場合が多く、この地下道についても子どもたちが利用しているというふうなお話も聞いております。  町としても放置してほしくないとの強い思いがありますので、現状について理解していただき、県行政に対し、修繕するよう強く要望していただきたいと思っております。  現場写真を撮ってきましたので、一度見ていただきたいと思います。  こちら今映っているのが、横断は地下道を利用しましょうというふうな看板が左手に立っております。まず、地下道の屋根、屋根を映してください。右の上です。屋根を見ただけでも劣化状況が十分伝わってくると思うのですが、折半屋根がひどくさびております。もともとの色がわからないほどであります。  また、それを支える鉄骨材、その左です。そしてさっきの屋根の下を。それを支える鉄骨材についても、全体にさびが回り、かなり腐食をしております。通路内については、一番下になるんですけども、通路内については、一部落書きを消した形跡は残っているものの、予想していたよりは清潔なものでありました。  ただ、蛍光灯のカバーの交換がなされていないのか、経年劣化による割れが起こっているようであります。  このような現状について、都市整備課長並びに教育課長は把握されておりましたか。また、どう感じますか。 ○副議長(出口利子君) 都市整備課長、斉藤 司君。 ○都市整備課長(斉藤 司君) 把握と言いますか、国道を通るごとに屋根が茶色いというのは確認をしております。  拡大写真といいますか、見せていただきました。腐食によって雨漏り、あるいは屋根の崩落等は考えられます。この修繕等につきましては、県のほうに強く要望してまいりたいと思います。 ○副議長(出口利子君) 続いて、教育課長、舘 弘己君。 ○教育課長(舘 弘己君) 先ほど、御指摘いただきました地下道でございます。子どもたちにとりましては、安全を確保するために大切な地下道というふうに認識しております。地下道の、先ほど写真等でもお示しいただきました屋根等につきましては、PTAの方も登校指導等、いろいろとお世話になっておりまして、老朽化につきましては、お話を聞かせていただいているところであります。  引き続き、交通安全のみならず、防犯的なことも含めまして、安全に子どもたちが通えるよう、配慮してまいりたいと思いますので、御理解賜りますようお願いします。 ○副議長(出口利子君) 伊藤雅慶議員。 ○1番(伊藤雅慶君) 御答弁ありがとうございました。  町内にあるほか3カ所の地下道については、岡地区と同じく国道306号線に設置されている潤田地区、そして川原町地区、そしてミルクロードに設置された鵜川原地区の地下道があります。これらについては、今回の岡地区でさせていただいた現場確認、現場調査についてはしておりませんが、道路上から写真撮影をしてきましたので、参考までに見ていただきたいと思います。  左の真ん中をお願いします。ごめんなさい、これちょっと距離があるんですが、桜並木の向こう側に左手、これが屋根であります。そしてまた電信柱の向こうに道を挟んで右側、こちらもあります。川原町地区のものについては、比較的屋根の色も確認できますし、近くを車で通った際も、それほど老朽化を感じるものではありませんでした。
     その下、左の下、お願いします。  こちらは、鵜川原地区の地下道であります。こちらについても若干、さび始めたかなというような状況ではありましたけども、岡地区に比べれば、まだ安全なものかなというふうな感覚を受けました。  次、右の上、お願いします。  これは潤田地区になります。こちらについては、岡地区に続いて老朽化が進んできておる、そのような判断ができると思います。  その下をお願いします。  先ほどは右側、こちらから水沢方向に行けば右側のものだったんですけども、こちらについてはあそクリニックさんの前のいわゆる国道、そちらのほうに南に向かって左側、左手にある屋根なんですが、見ていただいたとおり、こちらの老朽化は激しいものになっております。先ほどの岡地区と同様、急いで対応いただきたい、そんなように感じております。ありがとうございました。  私からも先般、四日市土木事務所保全課に対して、この現状についてお話をさせていただきました。  塗装の塗り直しや町内4カ所の地下道の安全点検などは、別段、地区要望や町からの要望がないので、そのままにしているというふうにはっきり断言されておりました。担当者に対して、私は要望の有無にかかわらず、管理者である県行政がしっかりと安全管理すべきであるというふうに申し上げておきました。  町行政担当課からも、ぜひ一度、通学路の安全安心の確保の観点から、町内4カ所の現場の確認もしていただいて、その後は、県行政に対して、地下道の安全点検及び必要に応じた修繕をするよう、強く要望していただきたいと思います。両課長、よろしくお願いします。  それでは、続いて、③役場庁舎の防犯対策について御質問をさせていただきます。  多くの職員が業務に従事するだけでなく、町内外から不特定多数が訪れる役場庁舎及び駐車場において、犯罪を抑止する取り組みは、極めて重要な問題であると考えます。  例えば、この時期、確定申告の受付期間などは、連日、多くの町民で駐車場や2階フロアがにぎわい、結果、さもすると事故や事件などが発生しやすい状況であると考えられます。  現在の防犯対策としては、私が把握していることは、庁舎内に設置された監視カメラと守衛の勝山さんの懸命な御努力によるもので、駐車場や庁舎周辺におけるセキュリティ体制は、守衛の方お1人では範囲が広過ぎるということから、なかなか十分な安全管理が難しいという状況であると考えます。  駐車場が夜間も開放されている現状を考えると、一定の防犯対策は講じるべきであり、過去私の職員時代、本庁舎の宿直をしていました経験者として、時折、夜間進入車両によってタイヤ痕をつけられていた駐車場の管理体制は、やはり見過すべきではない。そのように考えます。  このような状況の中、本定例会に上程された新年度予算の中に、新規事業として電気自動車やプラグインハイブリッド用の急速充電設備の設置が予定されていることからも、より安全な駐車環境が必要不可欠であると考えます。  役場施設の安全管理、防犯対策について財務課長の御答弁を求めます。 ○副議長(出口利子君) 財務課長、位田 進君。 ○財務課長(位田 進君) まず、本庁舎の防犯対策についてでございますけども、まず役場庁舎につきましては、町民の方にとって行政サービスの拠点施設として機能的かつ開かれた、そして親しみやすい庁舎であるということが大切であると考えております。  しかしながら、安全な施設であるということは、全てに優先する条件でもございます。そういったことから、現状におきましては、先ほども御紹介いただきましたけども、防犯対策として庁舎内ではございますけども、各所に防犯カメラを設置しておりますし、また人感センサーを設置して、集中管理をしているところでございます。  また、平日の昼間におきましては、警備保安業務も委託をしているところでございます。御指摘いただきました駐車場等のいわゆる庁舎全体の防犯対策につきましても、過去の事案等も検証しながら、検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○副議長(出口利子君) 伊藤雅慶議員。 ○1番(伊藤雅慶君) 御答弁ありがとうございました。  庁舎の中も外も安全が確保される状況を構築すべく、ハード整備においては犯罪抑止と事件・事故発生時の情報収集手段として、駐車場や庁舎周辺に一定数の防犯カメラの設置が必要であると考えます。  そして、その場合、来庁者や利用者のプライバシーがしっかりと保護されるよう、防犯カメラの設置及び運用に関して、一定の基準を設けて情報管理の徹底をしていただきたいと思います。  公共が有する公益性を考えたとき、防犯カメラの設置による犯罪抑止や有事の際の情報提供は、世代・性別を超え、非常に広範囲の人々に受益を生むことから、積極的に取り組むことを求めておきたいと思います。  広報を見せてください。  今、モニターに映したのは、愛知県豊田市の広報紙でありますが、表紙には防犯カメラ設置条例に関する特集が組まれているとあり、その内容が4ページ、5ページに掲載されております。  中身については、市行政や公共性を有する団体が公共の場に防犯カメラを設置する場合のルールを定め、防犯カメラの適正運用と情報管理の徹底を図るというものであります。  また、同市では、それらの団体が防犯カメラを設置する場合、一定額を補助する制度を設けており、防犯対策に積極的な姿勢が伺えます。  ここにキャッチコピーとして、あなたのプライバシー保護と安全安心の暮らしに向けて、こういった文章が書かれております。そういった意味合いからも、こういった条例の制定というのは大変意味があるというふうに思います。ありがとうございます。  今、御紹介したのは一例ですが、全国的な動きとして、犯罪抑止とプライバシー保護、それぞれの利益を確保し、安全安心なまちづくりを推進すべく、このような条例整備をする自治体が増加しております。  残念ながら発生する昨今の凶悪犯罪を見ても、事件解決の有力な手がかりとして絶えず耳にし、目にするのは、防犯カメラや監視カメラ、そのほか、以前、議会質問でも取り上げましたドライブレコーダー、いわゆる車載カメラの画像であり、我々はこれらの設備によって一定守られているという言い方もできると思います。  26年度予算において、自動車の購入が予定されております。ドライブレコーダーの取りつけをぜひ仕様書のほうに書き記していただきたい。そのように思います。  全国で初めて防犯カメラの設置条例を定めた東京都杉並区では、アンケート結果から、治安に対する住民満足度が非常に高く、カメラ設置による苦情は一切ないというふうな情報を得ております。まずは、役場庁舎一帯における防犯対策として、さきに述べた設置及び運用の基準をしっかりと定めて、情報管理を徹底し、住民をはじめ、多くの利用者の安全安心の確保に努めていただきたいと思います。  そして、その後は、公共施設を含む公共の場において、安全安心の確保の観点と、個人のプライバシー保護の観点を両立させるべく、条例整備を行い、警察機関とともにさらに治安のいい菰野町にしていただきたいと思います。  ぜひとも、この問題について前向きに御検討いただきたいと思います。再度、財務課長に御答弁を求め、そしてまた諸岡副町長にもお考えをお伺いしたいと思います。 ○副議長(出口利子君) 財務課長、位田 進君。 ○財務課長(位田 進君) まず、条例の制定についての御紹介もいただきましたけども、条例を制定しているところにつきましては、ただいま拝見しましたけども、特定の施設ではなく、いわゆる公共の場所に設置するときに、一定のルール化を定めているというふうなところだと思っております。特定の施設での一定のルール化というのは、要綱あるいは指針というようなところだと思うんですけども、これらにつきましても、ただいま御紹介いただきました参考事例等を拝見しながら、検討課題とさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(出口利子君) 続いて、副町長、諸岡高幸君。 ○副町長(諸岡高幸君) 防犯カメラの設置という個別案件につきましては、ただいま財務課長のほうから御答弁を申し上げました。  私のほうからは駐車場分を含めました庁舎の管理、秩序の維持、災害の防止というふうなことにつきましては、菰野町の庁舎管理規則がございますものですから、その辺のところをしっかり確認しながら、管理をしてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○副議長(出口利子君) 伊藤雅慶議員。 ○1番(伊藤雅慶君) ありがとうございました。  先ほどもお話させていただいたように、プライバシー保護というのも大変重要な問題でありますので、そちらについても現状、この庁舎施設の監視カメラ等の運用の指針がない状況であります。そういったところを含めたら、やはりその指針はまず示すべきであるというふうに感じますし、先ほども述べたように、その後、公共施設というふうに場を広げるのであれば、条例制定というふうなことで御理解をいただきたいと思います。ありがとうございます。  ぜひとも、町民をはじめとする庁舎利用者の生命と財産、そしてプライバシーをしっかりと保護していただくよう、駐車場においても防犯カメラを導入していただくとともに、情報管理の徹底に資する運用基準の設置を進めていただき、さらにはさきに述べた町内の公共施設全般を捉えた防犯カメラ運用の条例整備など、調査研究をしていただくよう、よろしくお願い申し上げます。  それでは、大きな2番、女性が活躍する獣害対策について再質問させていただきます。  先ほど、午前の質問の際、御答弁で大変前向きな、また興味を持っていただくというようなことで、大変町長のほうからありがたい御答弁いただきました。  ここで、彼女たちのホームページを少しモニターに映させていただきたいと思います。  こちらのほうに、まずTWINとはというふうにありますが、そのグラフの1つ上です。4行。こちら現在というのは、2013年を指していると思うんですけども、日本の銃猟狩猟者、第1種のうち、女性の割合は0.7%に過ぎません。この割合自体は少ないのですが、男性の所持者が年々減少する中で、女性の所持者は一定数を保っており、全体に占める割合は増加していますというふうなことが書かれております。  次、お願いします。その下グラフ、そして全国、そしてこのグループの拠点が北海道でありますので、北海道と比べてこういうふうになっているというところです。  次、お願いします。  「TWINは」とあります。撃つこと(shoot)と食べること(eat)を2本の柱とし、野生動物にかかわるさまざまな活動を実施していく予定ですというふうなことが書かれております。  その次、「女猟師への道」というふうなことで、ブログにあげられておりますが、彼女たちは、shoot&eat、すなわち撃つことと食べることを活動の大きな柱としており、ブログには狩猟免許取得までの道のりや、狩猟の状況、そして狩りで得た野生動物の肉を、プロのシェフに調理していただき、コース料理として食を楽しむなど、男性ハンターとは少し違う女性らしい工夫がそこにあり、有害鳥獣の駆除や頭数管理という使命感と、純粋に食を楽しむという、そういった女性的な心をうまく両立をさせていることが、このブログからもうかがい知れます。  その次いってください。  ここら辺の作品は、このグループの方が実際、猟で撃ったカモ肉であるとか、シカ肉、そういったところのジビエ料理で、コース料理として出していただいて、クリスマス会をしたよと、そんな記事が掲載されておりました。  当町においても、すぐさま女性の狩猟免許の取得を支援するとの必要性は、今現時点では感じておりませんが、全国的な問題、そして菰野町においても男性狩猟者の高齢化による減少や、現役世代の男性にとっては、例えば、子育てを終えられた主婦の方に比べ、猿等の追い払いや、そのような取り組みも時間的な制約から、なかなか難しい現状があります。  このような背景から、例えば追い払いやお散歩、いわゆるウォーキングによってのパトロール、そのほか獣害対策のPRなど、まず女性が活躍できる分野に限定して、女性のボランティアを募ることは可能ではないでしょうか。  そして、それらの活動を通じて、もっともっと獣害対策の重要性を認識していただく。あるいは野生肉をつかったジビエ料理教室等を企画する中で、野生動物や頭数管理などの重要性を感じていただき、ごく自然に女性ハンターが誕生することが理想的であると考えます。  ぜひ一度、このTWINというグループの方たちの活躍や女性目線の野生動物とのかかわりについて、御講演を、例えば菰野町で行っていただけませんか。そういったあたり、御検討いただきたいと思います。担当課長にお考えをお伺いします。 ○副議長(出口利子君) 観光産業課長、大橋克哉君。 ○観光産業課長(大橋克哉君) 今、TWINの活動について御紹介いただきました。  町長が申しましたとおり、私ども、今現在は、町猟友会の方々、地域の方々とともに、地域ぐるみの獣害対策を進めております。この中につきましては、男性の方がほとんどでございますが、一部の方、竹成、また永井、奥郷のところでの説明会の折につきましては、女性の方も参加していただいております。この方々に動物駆逐用の煙火の取り扱い、もしくは追い払いようの道具のつくり方ということで、御参加いただいております。  今現在、町猟友会の方々の中には、女性の方はいらっしゃいませんが、こういう女性の方が町猟友会の中に御参加いただき、今後、このような形の中で野生動物にかかわりを持っていただいて、地域資源の1つとして、今後、見い出せるものがあればと思ってございます。 ○副議長(出口利子君) 伊藤雅慶議員。 ○1番(伊藤雅慶君) 御答弁ありがとうございます。  ぜひとも前向きにそういった呼びかけも含めて、取り組んでいただきたいというふうに思っております。  そしてもう1点、この獣害対策の取り組みを小中学生にも伝え、あわせて野生動物の生態系や命のとうとさ、さらには野生肉を食し、自然への感謝の気持ちを育むなど、狩猟者をゲストティーチャーに招いて、子どもたちに授業をしてみてはどうでしょうか。  実際、そういった授業をやられているところもあります。教育課長、そのような考えはどうでしょうか。 ○副議長(出口利子君) 教育課長、舘 弘己君。 ○教育課長(舘 弘己君) 今、議員に御紹介いただきましたゲストティーチャーの件でございます。  獣害対策ということで、まずは子どもたちが安全に通学できるというところが、まず大切なところであるというふうに認識しております。  それに当たりましては、当面、この猿の出没、特に大量に猿が出没したときに対して、各学校では指導しているところでございます。それにあわせて、先ほど御紹介いただいたゲストティーチャーを呼んでの学習でございますが、いろいろな教育課程のほう、各学校検討いたしまして、このようなゲストティーチャーの学習ができるということにつきまして、また学校のほうに紹介はさせていただこうと思っております。  ただ、学校におきまして、いろんな計画がございますので、計画の中でゲストティーチャーを招いて、学習できるかどうかという最終的な判断は、学校のほうに任せていきたいと思っております。 ○副議長(出口利子君) 伊藤雅慶議員。 ○1番(伊藤雅慶君) 御答弁ありがとうございました。  ぜひとも前向きに考えていただいて、猿の被害で学校に行くのが怖いというような声を私も何遍か、地元で聞くこともあります。  そしてまた、もしゲストティーチャーが必要であれば、私の身内で何人も狩猟者もおります。本当に自分の身を守ることから、自然への感謝、そういったことも含めて、子どもたちにとって、大切な時期に大切な学習をさせるということも非常に大事な観点であろうというふうに思いますので、ぜひ前向きに御検討いただき、また各学校にそういったお声をかけていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。  御答弁ありがとうございました。  先般、このTWINのグループのお1人が、ラジオに出演されておりましたが、その方によると、女性ハンターの増加や女性が狩猟に興味を持ち、地域の猟友会に足を運ぶようになって、男性狩猟者、いわゆるハンター、駆除をされるハンター、そういった方の参加率がものすごく上がったというふうな声をラジオで生の声を聞きました。  そして、地域の猟友会には随分活性化をし始めた。高齢ハンター、もうやめよう。引退を考えたハンターが元気に出てくるようになったということで、彼女たちは、それもすごく自分たちのメリットであると、そのようにも話をしております。このような多くのメリットで、菰野町においても通ずる部分かなというふうにも感じますので、ぜひ、そういった女性のパワーを少しいただきながら、引き続き、菰野町の安全安心、この獣害についても、またそれ以外、前段でお話をさせていただいた通学路等の安全安心についても、十分に石原町長を中心に考えていただきたいと思います。  私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○副議長(出口利子君) 以上で、伊藤雅慶議員の一般質問は終了いたしました。  ここで、暫時休憩をいたします。               午後 1時39分 休憩             ~~~~~~~~~~~~~~~               午後 2時01分 再開 ○議長(渡辺 昇君) それでは、再開をいたします。  一般質問を続けます。  それでは、16番議員、久留美正次議員、登壇願います。           〔16番 久留美正次君 登壇〕(拍手) ○16番(久留美正次君) 16番議員の久留美正次でございます。  議長のお許しを得まして、質問をさせていただきたいと思います。  質問に先立ちまして、一言、お話させていただきたいと思います。  今回、私、たまたま一緒に働いた河内耕二課長が退職されると聞きました。4人の方が退職されるんですが、河内課長は、私、1年間一緒に仕事をさせていただきました。私が32歳のときだったと思います。産業課のほうに異動がありまして、係長にしていただきました。一緒に諸岡義孝君、位田嘉弘君、河内課長と、4人で毎晩12時まで、約半年ぐらい続いたと思います。おかげで何とか仕事もその年に終われて、お世話になったと非常に思っております。  その当時の仕事は、圃場整備がメインでございまして、田口新田で非常に下がじゅるく、河内課長には、榊でお世話になったように記憶しております。  菰野町の圃場整備、盛んな時期でございましたが、本当に毎晩遅くまでありがとうございました。  これからは、第二の人生、元気に送っていただきたいと思います。  それでは、質問通告に従いまして、順次、質問をさせていただきます。  まず、一番初めに農業振興地域の除外要望書の取り扱いについて、質問をさせていただきます。  農業振興地域の見直しは、農業振興地域の整備に関する法律第8条に、市町村は「農業振興地域の整備計画」を定めなければならないとされております。
     そして、この作業を進めるに当たって、農業振興地域の整備計画の施行令というのがございまして、そこに農業協同組合及び土地改良区の意見を聞かなければならないと定められております。  また、規則の3条の2には、農業委員会の意見を聞くものと明記されております。このことは、農業振興地域の除外には、法によって定められました町長の職務であります。責任と職務を果たしていただかなければならないように思います。  以前にも、去年の3月議会だったと思います。代表質問で質問をさせていただいております。  菰野町が都市計画区域を決める以前から、昭和45年なんですが、また圃場整備を進める以前から住んでおられた方々、娘の家が建てれない。都市整備課では許可が出るのに、産業課ではだめ。その理由は、県の職員がだめだと言っている。何がだめなのだといって不思議に実は思っておりました。  また、公共事業に協力して、必要な仕事場がなくなった。かわりの土地に自分の農地を転用申請をしたら、転用の許可条件を満たしているはずなのに、県の職員に相談したらだめだ。このようなことを昨年の3月に質問をさせていただきました。  私は、今言いましたように、農振除外は町長の仕事でございます。県はなぜ町長の仕事に口出しをするのか。一種の考え方で邪魔をしているように非常に映って仕方ありませんでした。  また、農業委員の仕事はどうなるのか。いろんな点がございましたので、去年の7月ごろですか、情報公開で24年に申請された中で、2件は農業委員会の意見を聞かずに却下されていると判断しました。法に定められ、公選法で委員になられた農業委員の意見を聞かずに、県の職員の意見を聞いて却下していいのだろうか。私は、だめだと思っております。県の職員に、町長の権限の中に侵害するようなことはあってはならない、このように思います。  町長はやっぱり法で定められた町長、議員一緒なんですが、公選法で選ばれている農業委員さんが30名程度みえます。その人たちの意見を尊重して、するべきではないか。農振除外を申請される方々、今、2例申し上げましたけれど、必ず何か理由があるはずなんです。その理由はおのおのみんな違うと思います。その人たちの申請、例えば娘の家を建てたいケースでしたら、一生に一度あるかないかという話なんです。新名神で自分の資材置き場がなくなったケースも、本当にその道路ができるときに、何もそれまで支障なかった。ある日突然困る。こういう状況になるんです。やはりこういうことを考えますと、規制というのは非常に一種の権力、こういうふうな一面がございます。私は、昭和45年以前から住んでいる、そこに先祖代々おる方の生活していくだけの、そしてまた自分の娘やそういうのは近くに住ませたいというのは、誰でも親心だと思います。  その辺を十分勘案して、農業委員会にかけてそこで議論された上で、ひとつの答えが出るべきではないか、このように思っておりますので、若干、今回、この農振除外の取り扱いについて、質問をさせていただきました。  2点目です。  公共下水道事業の拡大について。  下水道整備事業は、課長が言われてましたように、自然流下が原則でございます。そのように進めることから、菰野町の受け口であった吉沢、そこから菰野町の下水道事業は始まりました。費用対効果の観点からだと思いますが、人口の密集地域である菰野地区を進めながら、鵜川原地区を拡大し、上流の千種、そして竹永方面へと進み、今回、朝上と奥郷のほうへ下水道事業が拡大された運びでございます。  まず、今回の公共下水道拡大は、朝上に入って2つのルートがあると思います。前日、諸岡議員が言われておりましたように、朝上の北側を上って、朝明川沿いに小島、田光方面へ行くルート、そしてもう一方は松濤園から榊・杉谷、そして今回の拡大となっております奥郷の北側、草里野という地区ですが、そこへ行くルート、おのおの約100ヘクタール、もしくは100ヘクタール未満という面積になろうかと思いますが、この決断には相当の苦慮もあったかとは思いますが、どのようなルールで決められているか、この点にお尋ねを申し上げたいと思います。  残念ながら、菰野地区の柳林自治会、下水道区域には入れていただきましたが、事業には入っていないと、こういう残念な点もございます。何をもって方向を定められるのか、この点をまずお尋ねを申し上げたいと思います。  最後の水道工事の積算ミスについて、非常に聞きにくい話でございますが、やはり私たちも議員でチェックという立場がございます。そして今、議長のお世話で全員協議会、一遍聞きました。やはりどうしても途中でとまっているような感覚でおります。たまたま3月議会がありましたので、今回、お尋ねを申し上げたいと思います。  水道課が発注した4カ所の工事の中で、落札した3業者の請負金額が約8,340万円であります。その契約の中に約690万円余りの積算誤りによる過大な請負金額になっていることが10月2日に発覚し、12月の建設常任委員会に報告がありました。  即刻、全員協議会を開催していただき、報告を受けたところであります。  町は、適正な金額の支払いしかできない。公金ですから、適正な金額にするのは当然だと思います。そういうことから、設計をしたコンサル業者から、請負工事をしている3者に過大となっている約690万円余りのお金を直接支払う方法で解決をとられたところでございます。  私、何かがおかしいように感じております。積算誤りをしています。町の支払い金額が適正な請負金額になりました。この点はわかるんですが、積算誤りのままの金額を請負業者は受け取っているということに今はなっております。私は何かが、どこかで歯車が違っているんじゃないかとこのように感じております。  この解決に至りました経過、このどこかの点がおかしいのではないかなと考えます。その点で、まず4点についてお伺いしたいと思います。  間違いがわかった10月2日は、入札してから8日目と1カ月程度が済んでいる経過がございます。この間には間違えた部分の工事はまだされてないと、私は勝手に判断しております。していないのであれば、この舗装工事部分を中断して、契約解除、契約変更で舗装工事を削除する方法、ルートを変えて舗装工事部分を減らす方法など、いろいろあると思います。その他、いろんな手法を検討されての今回の答えなのか、まずこれをお伺いしたいと思います。  2点目に、10月16日に、請負業者を訪問し、報告と謝罪って私たちには報告いただいております。  やはり解決の協議はその日を含めてどのようにされたのか。この点をもう少し明らかにしていただきたいと思います。  3点目なんですが、10月21日に設計業者から損害補償をする申し出があり、今回の解決方法が決まったようでございますが、私たちの決算委員会がたまたま22日から25日に開催しておるところでございます。  なぜ報告していただけなかったのか、この辺が若干、はっきり言って、残念に思っております。  と申しますのは、私たち議員も町長の誤りがあったときは一生懸命、みんな一緒になって知恵を出して、いい答えを出す。そういう時間があったのではないか。このように考えるから、こういう点を質問させてもらっております。  4点目に、前年度に舗装した部分を再度、全面復旧をしております。この部分の金額はどれくらいになるか、水道課長にお尋ねをしたいと思います。  以上、4点についてお尋ねします。  これで、壇上からの質問を終わります。簡潔にできるだけわかりやすい答弁をお願い申し上げまして、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺 昇君) 久留美正次議員の一般質問に答弁を願います。  石原町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 16番議員の久留美正次議員の質問にお答えいたしたいと思います。  まず、農業振興地域の除外要望書の取り扱いについての御質問をいただきました。  当町では、農業振興地域の整備に関する法律に基づきまして、農業の振興を図ることが必要な地域、農業振興地域について優良な農地の確保など農業地域を保全形成すること、並びに農業の振興、農村の整備を計画的に推進するため、農業振興地域整備計画を策定しております。  そして、この整備計画に基づきまして、農地の保全及び土地利用の混在防止を図るため、農用地として利用すべき土地の区域及びその区域内にある土地の農業上の用途区分を定めているものであります。  そこで、農業振興地域、農用地区域からの除外につきましては、同法第13条第2項各号に規定されております要件を全て満たした場合に限り、計画を変更し、除外することができものであり、この中には三重県が定める農業振興地域整備計画のうち、農用地利用計画の変更に係る同意基準に示された他法令の許認可見込みがあるものが含まれております。この要件を満たしたものは、農業協同組合や土地改良区、農業委員会の意見を聞いて、手続を進めているところであります。  議員の御質問であります農業振興地域、農用地区域除外要望書につきましては、土地改良区及び選挙で選ばれた地元農業委員さんによる除外要望書を提出することの承諾書が添付され、提出されます。農用地区域除外につきましては、同法第13条第2項各号に規定されている要件を全て満たしていないものは、計画を変更して農用地区域から除外することができません。当町としても計画の変更をするときは、農業委員会等の意見を聞いておりますが、除外の要件を満たさないものは、計画の変更ができないことから、事前に関係機関と十分協議し、農業委員会等に意見を聞く前に、要望書の申請者と協議をしておりますので、御理解賜りますよう、お願い申し上げます。  続きまして、公共下水道の拡大でございます。  今回の事業計画区域の見直しのうち、主な拡大区域といたしまして、永井・杉谷・榊・松濤園・小島・一本木団地・青葉台・奥郷のそれぞれ一部区域で、約100ヘクタールであります。  先月20日、開催しました下水道審議会の質疑の中でもお答えしたと伺っておりますが、この区域を設定するに当たり、計画目標年次までに整備できる事業量から見て、朝明川以北の計画区域を分割する必要がありました。下水道管渠は基本的に自然勾配により、上流から下流に流すもので、基本設計において流域全体の状況を把握し、経済的に有利な管渠のルート、工法を決定いたしますことから、流域別に分けたほうがより効率的で適切な設計ができます。  今回の朝明川以北の区域は、松濤園西の杉谷川を横断する箇所で、大きく2つに分かれていることから、杉谷・榊・松濤園・小島・一本木団地・青葉台・奥郷のそれぞれ一部区域を拡大区域として設定したものでございます。御理解賜りますようお願い申し上げます。  なお、今回の事業計画期間におけます事業費は、45億円程度を見込んでおり、お示しております第5次総合計画、第2次推進計画の事業費にも反映しております。  最後、水道課の件でございます。  福村・宿野地内における4件の水道管布設替え工事の積算誤りについてでありますが、積算誤りの防止対策につきましては、これまで工事担当者の技術向上を図るため、施工管理検討会を行い、昨年12月17日の全員協議会においてお示ししたチェックシートの作成を行ってきたところであります。  また、本年2月28日にも施工管理検討会を開催し、チェック体制の重要性について、再度、意識の統一を図っております。  今後は、こうした会議を重ねることで、より高いレベルでの意識の醸成を図ってまいりたいと思いますので、御理解賜りたいと存じます。  そこで、減額に至る経緯でございます。取り得る方法といたしましては、過大分の減額変更であると考えておりましたが、公表された仕様書に誤りはなく、また請負業者にも過誤はなく、正当に契約が成立しているという状況がありました。  そうした中、町に損害なく、迅速にまた請負業者に迷惑がかからないことを前提に解決方法を模索しておりましたが、設計業者が請負業者と直接交渉し、補償するとの申し出があり、弁護士に確認したところ、法的には特に問題はないとのことでしたので、これを受け入れることといたしました。  次に、請負業者との協議でございますが、前回の全員協議会での資料では、報告・謝罪とだけ記入しておりますが。当日、水道課長から御説明しましたように、請負業者へは報告謝罪と同時に、過大分の減額協議も行っております。これにつきましての詳細は、水道課長から後ほど答弁をいたさせます。  ただし、先ほど申し上げましたが、今回の場合、請負業者に過誤はなく、契約も成立しておりましたので、あくまでお願いとして減額の依頼を行ったものであります。  また、議会への報告についてでありますが、ある程度の道筋がついてからと考えておりました関係で、10月21日、設計業者からの差額の補償の申し出がありましたが、同月、22日から25日の決算委員会開催中には、法的な問題とは別に関係者との問題等につきましても、弁護士のアドバイスを踏まえ、整理をしている状況でございましたので、御理解を賜りたいと思います。  舗装復旧の金額につきましては、水道課長から答弁をいたさせます。  以上です。 ○議長(渡辺 昇君) 水道課長、高橋正士君。 ○水道課長(高橋正士君) 全員協議会で報告謝罪と、それから協議というところについてでございますけど、これにつきましては、口頭での御報告でございましたけども、誤った部分がこういう部分にあったというふうなことの金額がわかるような資料にしたもので御説明をさせていただいたのと、それからこれはこういうことで、こちらの手落ちであって、御迷惑をおかけして申しわけないということでおわびをさせていただきました。  その上で、先ほど、町長からもお話あったんですけど、今回の件については、いわゆる公表された仕様書が誤っているものではありません。業者から見れば通常のように入札に参加されて、落札をされた。契約も既に成立して工事も動いていたというふうな中で弁護士との相談もしたんですけども、あくまでも町側からできることについては、根拠となるものは手持ちはないという状況だと。これはあくまで先方さんにお願いをして、了解をいただくしかないということでございましたので、協議とは言えないかもしれませんけども、そういう状況でございましたので、今回の誤りの部分について減額をさせてくださいということのお願いをさせていただいたわけでございます。  それから、もう1点、工事の関係のほうの舗装の全面でした場合ということでお尋ねがありました。これについてはおよそ140万円であると思います。  以上でございます。 ○議長(渡辺 昇君) 久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) 御答弁ありがとうございました。  非常に聞きにくいことばかり聞いて、こっちも気が引けているところがございますけれど、やはりどうしてもお尋ねしなきゃなりませんので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  再質問を順次、させていただきたいと思います。  まず1番目の農業振興地域の除外要望書の取り扱いなんですが、私は壇上で申し上げたのは、この農業振興地域の法律第8条にもたれていると私は思っています。課長、農業振興地域に関する法律の8条、そしてそれに関連する施行令、施行規則がございます。答弁がございませんでしたので、一遍、その辺の法律のほうを説明していただけますか。 ○議長(渡辺 昇君) 観光産業課長、大橋克哉君。 ○観光産業課長(大橋克哉君) 第8条でございます。農業振興地域の整備に関する法律第8条につきましては、市町村の定める農業振興地域整備計画ということでございまして、第8条第1項のところにつきましては、市町村は政令で定めるところにより、その区域内にある農業振興地域について、農業振興地域整備計画を定めなければならないという形がございます。  このところの第2項につきましては、次に掲げる事項を定めるという形の中で、農用地等のところについて定められておりまして、第3項、第4項とあります。第4項につきましては、農業振興地域整備計画のうち、第2項第1号に掲げる事項に係るものについては、都道府県知事の同意を得なければならないという形のものがございます。第8条関係の施行令のところにつきますと、施行令でございますが、第3条としまして、市町村の定める農業振興地域整備計画と題しまして、市町村は法第8条第1項の規定により、同項の農業振興地域整備計画を定めようとするときは、当該農業振興地域の区域の全部、または一部をその地区の全部、または一部とする次に掲げる者の意見を聞かなければならないとしまして、1号としまして、農業協同組合、2号としまして、土地改良区という形のものが記載されております。  施行規則の中でございますが、農業振興地域整備計画の策定または変更という形の中で、第3条の2としまして、市町村が法第8条第1項の規定により、同項の農業振興地域整備計画を定めようとするときは、当該市町村の長は、農業委員会の意見を聞くものとするという形でございまして、第2項につきましては、前項の規定は法13条第1項の規定により、市町村が行う農業振興地域整備計画の変更、第9条第1項に掲げる軽微な変更に該当するものは除くについて、準用するという形でございまして、変更のときについても同様に農業委員会の意見を聞くという形が定められております。  以上です。 ○議長(渡辺 昇君) 久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) 正確に法を説明していただき、ありがとうございました。  ちょっと先走って、いろんなことを先にお話させていただきたいと思います。  議員の皆さん、町長さんにもお配りさせてもらいましたけれど、私、非常にこんがらがりましたので、というのは、農振除外は町長の権限、農地転用は知事の権限、こういう絡みがございましたので、私、簡潔にまとめてみました。その辺でまた課長にもお尋ねをしたいと思いますが、ちょっとこの資料のほうを映してほしいんですけど、農地を住宅や店舗に活用するときの手順というのがあるんですが、農地です。これは私のつくったこのやつ、順次読みながらさせていただきます。  農業振興地域の除外要望書を町長あてに提出します。この申請のときに、今、課長が言われました改良区と地元農業委員の同意が添付されております。年2回農振部会は開催されます。その期日が1月17日締めで、4月ごろ、もしくは3月末、7月17日締め切りで10月前後に開催。町長は改良区の同意があるので、農振部会の意見を尊重して判断しますと。そして、農振地域の除外は、町長の権限でここまで進みます。次に今からは、農地転用は知事の権限になります。まず農振地域の除外が許可されて初めて、この農地転用の許可が出ます。町の農地部会が開催され、許可相当などの意見をつけて、県の農業会議に送付されます。次に農業会議の答申を受けて知事が判断すると。こういう手順になっておるんですが、役場の中に都市整備課と今回、産業課のように農地の転用の場合は関係がありますので、これは同時申請ということで開発行為、農地転用を両方ともに出して行うと。こういうふうな手続になっています。  そのときに、これ都市整備課が担当する場合、これ調整区域と書いてありますのはなぜかというと、市街化の場合でしゃべりますと、住宅はどこでも建ちます。調整区域は、やはり一定の要件がなければ立たない。それから無指定区域は、届け出なんです。基本的には。ですから、許可が要らない。ただ、農地の場合は、逆に菰野の場合、市街化は報告でいいんです。調整区域と無指定区域は圃場整備、県圃でされました八風県圃、千種県圃、菰野県圃、全てを同一の方法でされて、補助率も一緒で、ただ今言ったように、基準が課によって違いますので、ここら辺が若干難しいところと思います。ですから、ここで書かせてもらいました。商店は沿道サービス業が可能な通称ミルクロード、306号線、千草川北線沿いなどです。477ともありますので、そういうことがまずこの3路線は、農振除外ができますと。商店の場合に限り。ただ、工場・住宅は昭和45年8月以前から調整区域に在住していたことが条件。まずそこに住んでいなきゃだめです。ちょっと名前出して悪いんですけど、町長のお父さんもそれ以前から住んでいた、町長も住んでいた。こういう方は農地を特に所有している場合は原則許可なんです。それで所有していなくても、この既存集落という言葉があるんですが、大体、区に1つずつ、大体あるように思います。そこにあれば、農地を持っていない人でも土地を購入して、建設が可能というのが基本的な簡潔に言うと、こういうふうになっているということで、都市整備課長、私の今言った話が簡潔にしてありますので、若干は違うかもわかりませんが、おおむね合っているのか、この辺でよろしいのか、確認をいたします。  2点目、農地転用の許可基準、これは運用をされております。集落に隣接し、かつ公共施設、病院等を含むが2施設以上あること。そして水道・下水道が整備されている場合が、まず、こういうところはいいと。集落に隣接しているのが条件です。そして支所から300メートルの場合はいいというのがまず農地転用の許可基準になっていると思います。この点、おおむねこれでよろしいか。観光産業課長に確認をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(渡辺 昇君) 観光産業課長、大橋克哉君。 ○観光産業課長(大橋克哉君) 農地転用許可基準につきまして、今現在書かれております。これのところにつきまして、一部、確認をしたいと思いますので、休憩をお願いしたいと思います。 ○議長(渡辺 昇君) 暫時休憩いたします。               午後 2時35分 休憩             ~~~~~~~~~~~~~~~               午後 3時21分 再開 ○議長(渡辺 昇君) 再開をいたします。  大橋克哉君、先ほどの質問に対しての答弁を願います。  観光産業課長、大橋克哉君。 ○観光産業課長(大橋克哉君) 先ほどは大変貴重な時間をいただきまして、まことに申しわけございませんでした。長時間にわたりまして、本当に申しわけございませんでした。  ただいまから答弁させていただきます。  久留美議員からの手順のところの一番下のところの農地転用の許可基準のところの御質問でございました。  この許可基準でございますが、調整区域であり、かつ圃場整備であり、かつ10ヘクタール以上の集団農地につきましては甲種農地という形の取り扱いになってございます。これの場合につきましては、農家住宅、分家住宅等につきましては許可されますが、原則として不許可という形でございます。  今、お書きいただいているものにつきましては、第3種農地ということでございまして、調整区域の場合には該当しませんが、本庁支所等々から300メートルという形の中でのものということでございまして、甲種農地につきましては、先ほど申し上げましたとおりでございますので、よろしくお願いします。 ○議長(渡辺 昇君) 続いて、都市整備課長、斉藤 司君。 ○都市整備課長(斉藤 司君) 都市整備課につきましては、調整区域で行う開発の許可基準ということでの確認であるということでお答えをさせていただきます。  商店は沿道サービス業だという文言がございました。沿道サービス業につきましては、調整区域内でのいろんな要件があります。まず、都市計画法の施行令によりまして、第29条の7でございますが、沿道サービス業は休憩所ということになっております。ですので、運転者・同乗者が利用するための飲食喫茶店の施設であるということで、漠然といいますか、商店という大くくりでは、なかなか厳しいのではないかというふうに思っております。  あと、住宅について線引き前から調整区域に存在しておったと。住んでおったというところにつきましては、他の農地、あるいは持っておれば、分家という点では許可の可能性は高いというふうに思っております。  ただ、どちらにしましても、大前提として農業振興地域、農振農用地の除外というものが大前提でございます。除外をされた折に、許可の申請、あるいは農地転用等で同時進行をしていくというものでございます。  また、特定行政庁の三重県の許可となりますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(渡辺 昇君) 以上、一通りの答弁が終わりました。  久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) ありがとうございます。  若干、部分修正は必要な部分があるかもわかりません。
     ただ、観光産業課長、県の運用みたいな指針です。ここに書いてあるように。これ皆さんのお手元に配った中に、もう1枚ちょっと映していただけますか。農振法による、これくらいの大きさのやつで、農振法による農業振興地域制度って、町長には、その下に実はつけさせてもらっております。これは、12月になったときに、日本中の農業委員に配られた手帳ですから小さいです。ですから、それを拡大して皆さんに配布しております。今、ここに言われました農振の場合、10ヘクタール以上、生産基盤の対象地とか、いろいろ書いてあります。この項目と多分、課長の答弁いただいたのは一緒だと思います。ですから、農業委員には全員がこれ配られております。しかし、そしたら、このとおりこれされてますか。10ヘクタール以上の集団農用地と書いてあるんです。10ヘクタール以下は外してもいいということでしょう。これは設定基準ですから。そして農業生産基盤の対象地と書いてあります。2番目に。現実に圃場整備できていない。菰野町は全部終わりました。これ抜けていないところあります。もう一度、課長、きちんと整理してください。そしてこの下のあとはいいです。そして右の除外基準と書いてあります。ここの1、2、3、4、5。次のちょっと資料、一部映してもらえますか。こんな黒で塗ったやつ。この方の申請。1番、農用地区域除外後の転用目的、当社の資材置き場を第2名神の道路敷として提供したため資材置き場がなくなりましたと明確に書いてあります。ですから、生活していくのにこの人は資材置き場がなかったら仕事ができないんです。だから、こういう理由書いてあるんです。2番目から一番下に8年を経過している項目。これは申請用紙です。要望書の様式です。この様式に全部書いてあるから、これ一旦受けつけたんでしょう。ですから、私が聞きたいのは、これあと実は私、2件あります。情報公開でいただいたのは。これが1件です。またあとでおのおの説明させてもらいますが、もう一つはコンビニです。この2件は却下されておったんです。そして私が、去年の3月に言っていました娘さんのやつです。当時の申請は受付もされてないんです。情報公開なかったんです。私はそんなことがあってはならんと思っています。  今、この要綱、裏面がもう一つの右側、甲種農地とか、1種農地、上に営農条件書いてあります。営農条件で特に優良な営農条件を満たしている農地、こういうことがあります。  まず、一遍、お伺い申し上げます。  今の現状、去年の7月17日、受付が4件あったと聞いております。10月ごろに農振部会、開いてもらえると当初は思っておりました。きょうの日になっても私は開いてないと思っています。約6カ月たってます。私の知らない間に開催されたかわかりませんので、課長に確認いたします。開催されてましたか。されてませんか。それだけ答えてください。 ○議長(渡辺 昇君) 観光産業課長、大橋克哉君。 ○観光産業課長(大橋克哉君) 現在まで開催しておりません。 ○議長(渡辺 昇君) 久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) 今言いましたように、この資料の一番上に書いてあるように年2回しかないんです。年2回しかないやつに7月17日に締め切ったのが4件あって、その4件はこの半年たってもまだ開かれてない。私、なぜこんなことをいうかと、その人たちは本当に申請理由がおのおのあったと思います。4件細かいのは、副町長は知っているようで、私は知りません。1件しか。1件、去年、今言いました、あとでもう1回言いますけれど、娘さんのうちの件です。その人が実は受付もしてなかったんです。課長のところの担当者に一緒に県に行ってもらって話して、帰り、次の日、早速、課長までの了解をとって受付したってくれんやろうかと。それは集落の要件だったんです。2軒だったらだめ、3軒だったらいいって県が言ったんです。そういう経過があって、実はこの4件の中の1件は、受けつけていただきました。娘さんが結婚するから建てたいというのを、この人は昨年の10月までに多分、おたくの課に相談あったんでしょう。そして課長にも多分相談はされておらんと思います。情報公開出てないんですから。ですから、私は開催されたと、とてもこの1件は思えません。それから今言いました、資材置き場の方、町長の答弁は、全部農業委員会開いていると答弁もらいましたけど、私は開いてないと思います。  もう1件、たまたま情報公開が出ていたコンビニ。この方も多分、開いてないと思います。こういうふうな過程がありますので、町長、答弁で素直にやっているということが言われましたけど、現実はそんなんじゃないと思います。今からその3件、今、聞いたのは4件は、今年の7月の件です。順次、今、新名神の資料映してもらいました。理由。次、こんなやつ。この方は新名神の資材置き場をこういうふうな理由で申請されました。県は、ここに書いてありますように、甲種農地、当該農地は集落に接続しているとは判断できませんと県の答えなんです。この人の申請内容と新名神で用地協力者がなくなった理由は何も勘案されてないんです。県のこの回答、市長会の回答は。なぜこれ言いますかというと、私、配らせてもらった。ここに甲種農地あります。農地転用のほう、県がするほう、これは町長に権限ないです。県の権限です。ここに原則不許可って書いてあります。不許可ですからだめなんです。ただし、今言ったような条件、集落に隣接していたらいいとか、こういう緩和策を設けてもらってあります。括弧書きの土地収用法第26条の告示に係る事業の場合は許可と書いてあるんです。この情報公開をみますと、課長のところはちゃんと県にその文面を書いているんです。担当の係長から県に照会するときにちゃんと書いてある。県がそれを全く無視して、このように集落に隣接しておらんからだめだって、これおかしいでしょう。この人の申請理由は、公共工事の新名神に協力したためなくなったんですから、資材置き場があって、水道事業業者としては可能なんです。この事情は誰が一番よく知っているかといったら、同意をされた地区の農業委員さんなんです。開催されずに、ちょっとも本当の説明を聞かずに、実際は却下しているんです。私は、再度、もう1回、町長これ何とか開いたってほしい。農業委員さんの中で審議されて、だめだったらだめという答えが出てきます。町長はその判断を待たれて、町長の判断は最終でくだしてもらえば結構です。しかし、法で定めた農業委員の意見を聞いてもらわなきゃ、公選法であがった農業委員さんに本気で私は失礼だと思っているんです。そして、その次の映してくれますか。この方は、実は、情報公開でとれなかったから本人さんからもらってきました。娘が結婚する機に住宅を建設するにつき、土地がなく、資金の都合、もろもろのずっと書いてありまして、最後にもう1点、娘だけじゃなしに、既存の農業用施設における盗難事件も発生しているから、自己施設も含め、周辺施設の防犯対策となるためと書いてあるんです。これ県に聞いたら、確かに県、1月18日に係長にお世話になって、県の職員に聞きました。県は車の不法放置と言ったんです。この人は、実は車が器用だったので部品どりをしていたんです。僕、その人に会いました。初めてお会いして。おたくですかと聞いて、そしたら私ですといって、娘さんのうち、ここに建てたいんですねと確認してて、県がこういうふうなことを言っていますと。ですから、車をこのままほっておかれたら許可になりませんし、申請もできませんのでとありのまま申し上げました。そしたらその人はそのときに言ったんです。3月ごろだと思います。私は、やっぱりこれ10町ほど大強原の農地を請けているんです。ですから、そういう事情を勘案して、自分はトラクターを盗まれたらあかんと思っていたんです。それから6月になって、盗まれたんです。この方、トラクター。藤田賢吾君が言っていたうちの1人です。本当にかわいそうなことされました。そしてそれから月日がたって、7月に初めておたくの係のお世話になって、やっと受付してもらえました。そしたら開いたってもらわな困りますやんか。この人はおととしの10月に話に一遍役場に来ているんです。これだけの期間、放置して、私、いいわけないと思う。そして、次にもう一つのコンビニです。写真をもうちょっと写してほしいんですが、これ実は情報公開をとったら出てきたんです。ただ、この情報公開をとる前に皆さん、御存じのように、ミルクロードの永井のコンビニ、セブンイレブン、三反つぶして建ってます、田んぼの中に。吉沢にも建ってます。永井は隣はファミリーマートがある。私が聞こえてきたときは、1キロ離れておかないとあかんとか、そんな話が聞こえてきたんです。1キロ離れとらなって、ファミリーマート、ミニストップ、それからセブンイレブン、ローソン、いろんなメーカーがありますから、ちょっとおもしろい理由で、何で却下しているのやろうと僕は思っていたんです。そして、たまたま情報公開をいただいて、この原因がわかりました。ただ、この方が、覚えておいてほしいんですが、今、ここに写真で写してあるように、これらの三反のコンビニをつぶしてしているんです。この人はこの上の農振地域除外の写真が上手にとれなかったんですが、隣にも家が建っているんです。これは千草工業団地からダイワへ下がっていく道が西の端に映っています。池底から竹成に行くところで写真を撮りました。道沿いに三角形のとても田んぼできないような1つは畑です。今は。田んぼの格好をした畑です。この方。そして横に1反ちょっとあって、これ都市整備課長言われませんでしたけど、休憩所ですから、1,000平米から3,000平米の大きさでなければ許可がおりない。休憩施設が要るという。この人は要件は満たしているんです。ですから、私は違う人から実は聞いたんです。何で都市整備課がええのに観光産業課あかんのやろうといって、疑問にみんなが思っていたんです。ただ、月日がたって若干忘れがちになってますけど、この人、本当に私は困ると思います。  ただ、この人の理由、次に承諾書つけてありますので、こうやって農業振興地域除外に対して農業委員会に提出しました件につきまして、地元農業委員として承諾しますといって記名をして、判を押して、きちっと2筆の土地、1筆が1,382平米の田んぼ、もう1つが931平米の三角です。ですから足して2,300平米ばかり。だから基準内に合うんです。今の永井のミニストップより小さいでしょう。この人は2筆でこれだけになるんです。この人が実は、この申請の中に書いてあるのは、次の承諾書、土地改良区の判を押してきちんと出されています。この人がここでコンビニができると、今までのコンビニと違って、地域の農産物をここで直売所をしたい。近くの新鮮な野菜を持っていって売れる。だからここにコンビニが欲しいんだ。こういう理由が1つ入っているんです。ですから、地域の農産物、そうやって販売するというのは、町長の言われている1面の6次産業的な要素があるんじゃないかと思います。三角形の田んぼとちょっと小さい1反ちょっとしかないんですから、やっと2筆足して許可になる。この人も私は却下されていると思います。  今、却下と自分勝手に判断しました。観光産業課長、これは去年の私の農業委員になる以前の話ですが、農振部会にかけられましたか。 ○議長(渡辺 昇君) 観光産業課長、大橋克哉君。 ○観光産業課長(大橋克哉君) まず、農振農用地でございますが、先ほど、議員が御指摘いただきました10ヘクタール以上、また農業生産基盤の圃場整備の対象地、これはそれぞれということで、またはでございますので、圃場整備に入っているものについては設定基準に入ってございます。  それと、今、お話いただきましたところのものにつきましては、それぞれの個々具体のケースのところでの細やかなところにつきまして、県と事前的な協議、相談をさせていただく中で、これらのところにつきましては、要件に該当しないという形の中で、お答えもさせていただいておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。 ○議長(渡辺 昇君) 久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) 私が聞いたのは、農振部会にかけましたかと聞いているんです。答弁をお願いします。 ○議長(渡辺 昇君) 観光産業課長、大橋克哉君。 ○観光産業課長(大橋克哉君) 農業委員会の農振部会のところの事項にはかかっておりません。 ○議長(渡辺 昇君) 久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) やはり、第8条で申し上げました。確かに変更の場合は町長、13条の2項でしたね。いろんなものがありますけれど、地域の農業委員さんは選挙であがった方なんです。これだけは守ってもらわないとあかんと思っています。  総務課長にもう1点だけお尋ねします。  行政、今言ったように、長い場合は、この人、申請して1年たっているんです。短い人でも最低6カ月たってます。7月17日締め切りですから。行政はこれだけの期間、住民から申請されたものを行政上の期限ってないんですか。いつまでもこうやってほっといていいんですか。 ○議長(渡辺 昇君) 総務課長、位田嘉則君。 ○総務課長(位田嘉則君) 先ほども観光産業課長からありましたように、申請者との相談とか、そういったことも含めておりますので、一概にどれだけの期間をかけてもいいかというところについては、明確なものはないというふうに、今、特に資料がございませんけども、私の個人的なところで申しわけないですけども、そういうふうに感じております。  以上です。 ○議長(渡辺 昇君) 久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) 課長、非常に突発で申しわけないけれど、やはり私、住民の人が申請したものを、許可になるならん以前の問題だと思います。農業委員さんにかけないというのは非常に問題だと思っています。そして、申請した人におのおの理由があるんです。例えば、今言われましたコンビニを建てる場合、娘さんの家を建てる場合、この人らは多分、何千万円という話でしょう。きょうの3月の日に受付してほってあるということは、この人らは3%分の消費税が高くなるんです。住民の人が、自分のいろんな娘さんとかいろんな事情があります。それをここで審査、県と相談とかそういうことをやっていていいものか。県はあくまでも同意ですから、農振除外は町長の責任ですから。後日のために相談するのはいいでしょう。しかし、今見たアドバイス、何のアドバイスにもなってません。そんな県を頼って、申請した人が本当に困るようなことを、これは私、何とかもう一度、町長、担当課からきちんと聞いていただいて、この人たちを何とか農業委員会にかけて、その人がどういう答えを出るかは別にして、それだけは守ってほしいと思います。最後の答弁をお願いします。 ○議長(渡辺 昇君) 石原町長、答弁願います。 ○町長(石原正敬君) 農業振興地域の除外というのは、確かに私の責任といいますか、権限の範疇にあると考えておりますけれども、それに至るまでにいろいろな条件がございます。法律があったり、県が決めている取り決め、それを全て満たした上で、除外ができるということでありますので、久留美議員も十分御理解だと思いますけども、ハードルを全て越えてきた上で私がこれに許可できるかどうかということをやるのであって、その事前の中に県が定める農業振興地域整備計画のうち、農用地利用計画の変更に係る同意基準というのがございまして、その基準に適合しないということでありますので、そこでこれは難しいですね、無理ですねという判断をしているところでございます。  さはさりながら、今、私は個別具体のところのつまびらきに答えるわけにいきませんけれども、もう一度、どういう手順を踏んでいたのかという確認をした上で、それなりの判断をさせていただきたいというふうにして思っております。 ○議長(渡辺 昇君) 久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) 私たち議員、町長も同じように選挙であがって、住民からその分野を託されている。一部ですけど、その人たちはある面で言えば専門家です。その人たちの意見を私は尊重して、町長の判断に加えてほしい、こういうことでお願いしております。この受付要綱が全部記入されていることが町長の言われている受付の要件は全部満たしているんです。そして、その決裁文書、コンビニのところを見ましたけど、弁護士に相談したとか書いてあるんです。弁護士に相談することじゃないでしょう。行政のルールで相談するべきでしょう。それより都市整備課との協議のほうが先でしょう。一方の課はオーケー、こっちは今みたいな条件で、地域の人、窓口によって、いい人、悪い人が出てくるようことはあきませんと思います。町長、再度勘考していただけるということですので、十分、本当に真剣に場合によっては、町長、直接、この3人の方にお会いしてもらうぐらいの生の声を聞いてもらうようなことに、副町長に命じてもらって構いませんので、そこからまず一歩いってほしい。それから初めて、こっちの産業課のルールが合っているのか、合ってないのか、町長が言われるような欠陥があるのか、わかりません。私はないと思っています。それでなければ、この人かわいそうです。多分、消費税だけで何十万円、何百万円損します。これはこれで終わります。 ○議長(渡辺 昇君) ここで、会議規則第9条第1項の規定により、本日の日程が全て終了するまで、会議時間の延長を宣言します。  久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) 下水道、私は、今の決めたルートをやめてもいいと言うつもりはありません。菰野町、順次進めるんですから、下水道整備はしてもらわないとあきません。しかし、その下水道整備をする区域にいろんな個々の事情がありますから、それを勘案してほしいということで申し上げてます。というのは、私は杉谷、田光ってこういうルートを全く別個にするのではなしに、自分が一番いいと思っているのは、306号線まで榊、田光の一部、松濤園、そういうところ全部、なぜかというと、そこまでが一番平坦に近いんです。平坦に近いということは、工事費が安いんです。それから西向いて、田光をしたり、杉谷したり、奥郷したり、いろんなやり方は私はあると思います。工事が重なって、生活に不便を来しますし、まず経済的にいって私は田光と両方でやっていく306号線までが一番安いと思っています。これは。田光のルートいきますと、諸岡議員が言われていたように、農集の統合はいつでもできるんです。小島の部分だけ。そういうこともプラス要因だと思います。これはまず申し上げておきます。  次に、松尾自治会に隣接した、皆さん議員には資料を配らせてもらってあります、これ実は下水道審議会に、町長、私、出しました。これは担当課に副町長経由で、黄色とこのピンクの色、確認はしてもらっております。今現在、調整区域です。この柳林自治会は。あのとき申し上げましたように、税金は市街化と同じ税金になっているということを確認しました。そして、問題はピンク色と黄色なんです。町長、向かって右手のほうから2つめの黄色ございます。個人名言ってもいいのかな。このFさんという方、この人に実は私、相談を受けたんです。この上のほうの名前の書いてあるピンクの誰かが合併浄化槽しかあかんと、役場の窓口で言われたんです。たまたま相談を受けて、この人たちの家の前に下水道管が入っているんです。そしたら役場のルールの中に、条例の中に区域外流入とあるんです。区域外流入で接続してもいいと。こういう決めがあるんです。ですから、このFさんはつないでもらいました。下水管に。だから黄色にしました。初めの方は、どの方かわかりませんけれど、合併浄化槽を設置されました。多分、この上に6名の名前が書いている誰かだと思います。そして私がつないだ後に、またあかんと言われているんです。下水道つなぎ込みは。そして、これこの25年、河内課長になってから、黄色の方をたくさんつながしてくれたんです。多分、20年から22年ごろにこういう場所があったのではないかと思います。というのは、なぜピンクと黄色、私は役場の窓口の単なる事務の間違いだと思っています。これの皆さんの資料の前に、この汚水処理法による住民負担の違いというのを実はこれを皆さんの前につけさせてもらってあります。これ実は、下水道審議会で一番初めの11月22日、そして最後のときに、この金額は聞かせてもらいました。例えば、日常生活に維持費として下水道の標準家庭というのは、これ大羽根です。3,155円。年間3万8,000円。合併浄化槽の場合は5人槽で7万6,000円、7人槽になると9万円ということは、日常が下水道のほうが安いということです。ただこの家族数が実は問題なんですけど、平均家庭であくまでも下水ははじいていますから、次に接続費用です。下水の接続費用は、12万円プラス面積掛ける400円、これルールですから、60坪程度としまして、20万円前後。合併浄化槽の設置費用を実は審議会でお尋ねしました。これは26年度以降は補助金は16万6,000円、5人槽です。標準工事費、これ実勢単価でお願いしますといったら、65万5,000円でした。差額は約50万円ばかり。合併浄化槽を設置しなさいと言われますと、きょうの日で判断しましたら、30万円高いんです。年々の下水道、合併浄化槽のその人の負担割合、約倍です。4、5万円違う可能性が高いのではないか。こういうことがありますから、窓口で実は、これ役場が間違ったんだと思います。つながしてやったり、つながしたらあかんとか、こういう実は経過があったところなんです。これは審議会で言いませんでした。なぜかといったら、朝上の方ばかりのほとんどの区長さんでしたから、やはりこの場で説明して、こういう柳林の話をするのも何だかと思って言いませんでした。あえて町長の耳に届いてほしいので、今、こうやって言っています。あくまで、これともう1点だけ、合併浄化槽の場合は、小島から四日市の朝明衛生センター、ここまで町負担です。1世帯当たりどれくらいの汚泥処理費がかかっているかといったら、2万円なんです。そうすると、これは合併浄化槽を早く下水につなげば、2万円の軽減になると。こういうことになります。ですから、私が言いたいのは、黄色の人、役場の、特に今年、河内課長になってからは黄色が多いということですので、運のよかった職員に当たったんです。数年前にはピンクになった人は運の悪い人です。運の悪い人がこれ下水が6年おくれますと、そこに25万円、30万円というお金が個人にかかるんです。行政のこれ言いたくないけれど、単なる知識不足による窓口間違いだと思います。ここが混在している限り、きれいに下水道をつないであげてしてほしいんです。これ一番西の左手のほうになるんですが、大羽根との境ですが、ここにも黄色とピンクが混ざっているんです。緑は市街化ですから、市街化で唯一、この家だけ下水がこれに、三区の市街化の中で下水道がつながっていないのはここだけだと思います。私は、つないでくれて当たり前だと思っています。行政、もっとみんなにできるだけ、たまたま不幸な人が生まれた。これはつなげば解決できる。そして残っている世帯が約100世帯あります。毎年200万円ずつ経費節減になります。6年待ったら、1,200万円浮いてくるんです。そんなこともあわせて、ここは考えたってほしいと思います。  それから、もう1点だけどうしても奥郷の件をお話させてもらわないとあかんと思っています。  ちょっと奥郷の大きな図面、これちょっと見にくくて申しわけないんですけど、黄色で塗ったところが本来、下水道つながってくれなあかん家なんです。上の黄土色みたいな色、これが今回の下水道拡張区域です。これ見にくいんですけど、実は黄色で塗ってある外枠、これが草里野に引かれている既存集落というところなんです。今言ったように、昭和45年以前から、菰野町に在住し、かつ調整区域に住んでいた人は、場合によってはここに土地を確保して、次男坊の分家、こういうことが可能になる地域なんです。これが22年に都市整備課できちんとしてもらったおかげなんです。区長さんが言われましたのは、千草園って真ん中にちょっと色を塗ってあるんですけど、あそこが陽気園のそういう施設、そこに60人住んでおられるそうです。そしたら、世帯数に直しますと、20世帯から25世帯程度になる可能性が多いと思います。ここまで下水管、伸ばしてこないと、一番いいのは中山君のところまで伸ばしたってくれるのが最高です。なぜかと言いますと、今年外れたら、補助金もらってここできないんです。あとで6年後にこれだけ小さい、多分ここだけで例えば500メートルとか、1キロ、メートル4万円にしたら4,000万円ですか。うち2,000万円余り補助金もらえるんです。今だからこれふやしていかないとあかんのです。  もう一つ、この理由に実は下に奥郷の本村といったらいいかな。あそこにピンク色で塗ってあるでしょう。これ町長、20年4月25日の審議会、ここであれだけ、ピンク色だけ抜かれたんです。このときに奥郷の区長さん、松岡さんという方だったと思いますけど、本当に何で奥郷だけこんなことするのと。よく見てください。福松、岡、千草のところの地区にも、在所の真ん中に畑はあっても、こんな抜かれ方したところないです。1件もない。はっきり言えば、今でもこれ赤で斜線塗ってあるんですけど、音羽と千草の間、兵舎近くですけど、あの辺でもようけこれ畑あります。ここらでも全部、下水道区域なんです。福松にもあります。岡にもあります。どこにでもあります。在所の中に一部こういう土地あるんです。もちろん鵜川原にもあります。なぜ奥郷だけこの時外したかということなんです。都計審で担当課がしっかり3年後に見直しますから、外してください、これで許可してください、今日の日はごめんしてくださいといって、当時言われました。課長おりません。Mさんという課長で退職されてますし、その下に意見書って書いてあるでしょう。ここに書いてある。意見書、下水道事業計画の期間が5年から7年となっていることから、次回の見直しはおおむね3年後をめどに行い、その際、地元要望を尊重し、関係機関との協議、こういうことを図りながら、計画の見直しを行うことといって、会長名で町長にこれ答申しているんです。答申書につけられた意見書ですから。そのときに、3年後に見直すのだったら、しゃあないやんかと。実は、私、議長させてもらっていて、秦好文君、議席におったんです。そりゃ千草の中で、こんな在所の真ん中、下水道区域から抜かれたってないんです。ですから、確かに理屈から言えば、畑だったら家建たないからいいよね。そしたら今度、それから以前から建っているうちの人、何で下水道つなげないんですか。今、中山議員のところまで今してなけりゃ、絶対できません。そんな小さい4,000万円程度の事業認可の追加なんかあり得ないんですから、今、45億円でしょう。たかが4,000万円。ただ、これ今言いましたように、朝上とか竹永は、事業認可をもらうだけでいいんです。追加が。ここは都市計画審議会、もう1回開かないとあかん。手続が難しいです。しかし、私、これ今の区長さんも、当時、千草園までの要望は本当に下水道の考えに合ってないと言われたんです。副町長おったんかな。副町長、在籍していたね。やっぱりあの人、昔、役場におられた方ですが、知識豊富で、下水道の考え方、全てわかっている方です。ほとんどのほかの区長さんは下水道に入れてくれる朝上の区長さんばかり。1人だけ、この人だけ呼んだんです、この日。決める日に。何で11月22日に呼ばなかったの。その次に、開かれた都市計画審議会にここは調整区域ですから呼ぶべきでしょう。そして最後のときだけ、みんなが誰でも川島さんでも、今の図面の黄色の部分がある限り、奥郷、下水を来てもらったら困るというわけにはいかんのです。真ん中の道だけ抜いてあるんです。まして、町の都市整備課では既存集落に決めたんです。こういうことがありますので、これも再度、本当に今回、最後だと思っていますので、この見直しというか、時間が残っているのは。町長にお願いだけしておきます。  最後の質問にちょっと移らせてもらいます。  まず、課長、一番初めに140万円って違算に影響した金額はって聞いたじゃないですか。工事費は全体で幾らだったんですか。これは全体工事費じゃないでしょう。違算の金額でしょう。140万円は。もう一度、答弁願います。 ○議長(渡辺 昇君) 水道課長、高橋正士君。 ○水道課長(高橋正士君) 済みません。ちょっと聞き損ねたかもわかりませんけど、先ほど申し上げた額は舗装を全面復旧したところがありますので、その部分に要した金額でございます。 ○議長(渡辺 昇君) 久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) 少し順番に、もう少しお尋ねをしていきたいと思います。  まず、答弁でよくわからなかったんですが、私はこの舗装工事だけ契約変更する方法は町にもあったと思っているんです。ルートを変えてもいいし、いろんなことができるんです。そういう手法が実際は検討されてないと思うんですが、一例だけ私がちょっと申し上げたいと思います。  地図、ちょっと出してくれないかな。これ私たち議員が全員もらった地図です。説明資料として。紺色のくくっと曲がっているところがあるんですけど、あそこからは県道です。もう1本、川の向こう側に町道があるんです。そこ真っすぐ下がっていったら、県道のオーバーレイ、全線復旧ということはなかったと思います。もう少し下がってくると、ミルク沿いに角にコンビニがあります。このコンビニの横は砂利道なんです。そしたら舗装復旧費が一切要らんのです。そして県道をまたいで西、細いずっとあやって3メートルぐらいの圃場整備した道だと思いますけど、舗装も割れているような状態なんですが、あります。このルートを通ったら、多分安くなるんです。そしてもう一つ、ちょっともう1回図面を戻してくれますか。ミルクを超えて神森のほうへもう少し下がってもらえますか。神森へ行くルート、例えば、私が赤で塗ってある部分が去年舗装して、今年、もう1回し直した場所です。あそこを避けて通ったほうがよかったんじゃないかなと思っているんです。これ140万円と言われました。金額。都市整備課が去年舗装した金額、390何万円なんです。去年の決算で出てるのは。393万8,000円です。決算委員会の資料ですけど、それを去年の11月2日に完成して、今年の水道管で全面復旧って都市整備課からの指示から、水道課に100%責任があるとは思っていません。都市整備課が去年、社会交付金事業でやったところだから、もう1遍、舗装全部し直しをしなさい。これも当然の考えあります。  ただ、住民の目から見たときに問題なのは、1年前に舗装したやつを全部壊して、再度舗装したということでしょう。去年、400万円近く投資したものが、1年後に全部なくなっちゃったんです。やっぱりルートを変更する考える、私は余地があったんじゃないかと思っているんです。副町長、どう思います。 ○議長(渡辺 昇君) 副町長、諸岡高幸君。 ○副町長(諸岡高幸君) この件につきましては、先日もお伺いしていたものですから、水道課のほうへ確認をしてまいりました。  本来であれば、事前に都市整備課のほうと水道課のほうで協議をしながら、効率的な工事の計画をすべきであったというふうなことと思います。  それのところ、確認したんですけども、やはり水道課のほうとしましては、その管が割れる頻度が多くなってきているというようなことで、急遽、そこを計画に入れたというようなことでございました。  いずれにいたしましても、今後につきましては、今回はそのような理由でございましたので、御理解を賜りたいと思うんですけども、いずれにいたしましても、各課の調整をしながら進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺 昇君) 久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) 言いにくい話ですけど、やはり住民感情から見て、400万円投資したものが1年後になくなっている。税務課の決算ですと10年耐用ですから、9年分ほったったようなものです。やはりこういうものがある限り、私は水道の事業管理者は町長ですし、道路管理者も町長です。やっぱりそういうことを職員がみんなが寄って、考えるべきじゃなかったかなと今でも思っているんです。やっぱりそれもったいないじゃないかって、それでもこれだけはしゃあないなと僕らでもわかれば、言います。ただ、それがどれだけみんなに理解が得られるかということだけです。私は、まずこれ1点だけ、指摘をさせてもらいます。  それから、幾つかあるんですが、時間がちょっとありませんので、まず、これコンサルとの契約約款です。菰野町が損害を被ったから、コンサルに請求したんですよね。そしたらコンサルは、4つの箇所で690何万円認めたんです。瑕疵を。これはコンサルから申し出て、業者に渡すという手法じゃなしに、基本は町がもらわないとあかんと思っています。契約約款は町とコンサル業者がしているんです。そして、コンサルが勝手に違う、何もわからん業者にお金回すなんてできません。菰野町がそれを指示したんです。結果は。了解か、指示かはこれは難しいかもわかりませんけど、どちらにしても町がもらう金額を違うところに回したんです。私、そういうふうに実は感じてます。ですから、菰野町に損害額をもらって、その金額の多いまま、結局、例えば業者に払ったのと、結果は今の金額は業者一緒です。こんなんは業者と契約のあり方について、交渉したとは言えないと思います。町が一見、透明性があるように見えただけの話であって、実際は町はもらうべきお金をもらってないんですから。ただ、これちょっと確認したいのは、財務課長、契約約款にこれ44条による瑕疵担保を請求できるのは町と考えています。これは間違いありませんか。これが1点です。  これを認めたときに、菰野町に本来は支払うべきじゃないかと思うんですが、違うところへ回す場合は、町の了解、もしくは指示がなければできないと思うんですが、いかがですか。 ○議長(渡辺 昇君) 財務課長、位田 進君。 ○財務課長(位田 進君) いわゆる契約約款、契約条項44条の瑕疵担保の部分でございますけども、この契約条項の瑕疵担保第44条は、発注者はその目的物に瑕疵があるときは、その請求ができるということでございます。  今回の場合は、この瑕疵担保44条だとは聞いておりませんので、御理解賜りたいと思います。  この瑕疵担保で、先ほど支払ったと聞きましたけども、この44条の該当ではないというふうに確認させていただいております。 ○議長(渡辺 昇君) 久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) 今、資料、よう探さんので言いませんけど、瑕疵担保って私たちに説明はされていたと思います。どちらにしても、こういうものほどきれいにしておかないと、みんなの英知を絞って、最善の方法をするべきだと今でもまだ思っています。これを今、もう1回戻す方法は今だったら可能だと思っていますし、何とかみんなから言われて、私たちも嫌な話しますけど、チェックという立場もありますし、解決をいかにあとへ尾を引かない。そして、もう一つ、町長、1月1日付で菰野町違算に関する事務取扱要綱というのがつくられているんですけど、5条、町長は契約を締結した後に、設計違算があったことが判明した場合は、相手方と協議し、当該契約を解除する。ただし、当該契約の履行状況等により、解除しがたい場合は、この限りではないと。前項の規定により、契約を解除した場合においては、相手方に損害を及ぼしたときは、町長はその損害を賠償しなければならない。これ私、町長と違うんじゃないかと思う。菰野町じゃないかな。この文面のままいくと、私はこの要綱は、町長個人が負担しなければならないように読んでしまうんです。意図がちょっとわからないんです。町長がそれだけの気持ちがあってされたのか、私は行政で個人の町長に若干、この要綱は副町長、この要綱、再度1月1日でつくられたんですけど、そういう町長に責任を及ばすものなのか、そこまでは私はないと思っているんです。この表現からいくと、町長は町長で出てきますので、これがずっと残ってきますと、あったとき誰が町長をしていようと、負わなければなりません。やっぱりできたときに、そういう誤解を招かないように、再度、もう一度、この要綱については、してもらったほうがいいと思います。ちょっと答弁願います。 ○議長(渡辺 昇君) 財務課長、位田 進君。 ○財務課長(位田 進君) 要綱で定めております先ほどの「町長」は、契約の当事者も菰野町の代表者である町長となっております。そういったところから、ここでは個人を指すものではなく、菰野町の代表者として契約の当事者である町長という意味でございますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(渡辺 昇君) 久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) それ弁護士さんに確認してもらってありますか。してなければ、しておいてほしいし、私はそういうふうに感じましたから、申し上げておりますので、間違いであれば、これは撤回させてもらいますし、できるだけ明確にしておかないとあきませんし、これはいつ発生した日がわかってませんでしょう。例えばの話です。12月に2件だけお金支払ってます。この3月にまだ舗装工事している工区ありました。この場合は、今の町長の範囲に入るのか、入らないのか、非常に微妙。そしてもう一つだけ、3分ありますので、簡単に答えてください。  今回は、過大があったからです。これが過少やったら、コンサルに役場はお金払うんですか。それとも役場は知らん顔して、業者にそのままいくんですか。それとも直すんですか、業者のやつ。どうされます。 ○議長(渡辺 昇君) 財務課長、位田 進君。 ○財務課長(位田 進君) 若干、説明させていただきます。  手短にということですけども、若干、御説明聞いていただきたいと存じます。  まず、今回、この設計違算に関する取り扱いの要綱、事務取扱要綱を策定させていただきましたのは、御承知のとおりでございますけれども、本年度、このような事案が発生したことから、やはりその設計違算が生じた場合の適正な取り扱いについてというところを要綱としてまとめるというところが必要であるというところから、本年1月1日付で施行させていただきました。この内容について、御説明させていただきたいと思いますけども、まず、設計の積算の誤り。積算の誤りと言いますのは、単価の適用誤りでありますとか、数量の間違い、それから費用の計上漏れ等のことを指しております。こういった積算の誤りが判明した場合の取り扱いにつきましては、その積算が軽微なものかどうか、あるいはその違算が判明した時点、これが例えば改札前なのかどうか、あるいは落札決定前なのかどうか、契約締結前か、あるいは契約締結後か、これによって若干、その対応も異なってくるところでございますけれども、基本的には契約締結前の場合で、違算の内容が軽微なものを除いては、やはり入札に係る決定手続、決定を取り消して、再度、入札に付すことが基本となります。  また、今回の場合の契約締結後においてでございますけども、基本的には設計が間違っておるというところで、その間違いを正しく戻すという作業が必要になってくると思います。  あわせて、その入札時点に立ち返って、それが入札の参加資格者、あるいは落札決定に変更後、いわゆる正しい積算に直したときに、その条件等々が変わってくるような場合であれば、やはりこれは協議によって契約を解除する必要があると思います。  また、その契約履行状況等々によって、状況判断をするというところの手続を要綱として定めたものでございまして、先ほど御指摘の減額の場合はどうなんだ。増額の場合はどうなんだということでありますけども、これはいずれの場合にも対応するということでございます。  ここで、その損害額の賠償というのは、いわゆるこの設計変更に伴う、あるいは契約解除に伴って、契約の当事者、相手方さんに損害額が生じた場合は、その額を補償するというものでございますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(渡辺 昇君) 久留美正次議員。 ○16番(久留美正次君) もう時間がないのに、課長に聞いたのがばかだったと反省しております。  ただ、長い時間、本当にありがとうございました。  ただ、今回の質問、嫌な質問でしたけれど、私はやっぱり農業委員、それから下水道審議委員、都市計画審議委員もそうなんですけど、この人たちに間違った話はしたらあきません。区長さんの声を聞けるときは、初会でなければ聞けません。やっぱりその辺が今回の区域の決定に至った過程には、ちょっと問題があるかと思っています。  そして、できる限り、行政は町長をトップにして、おたくら課長、できるだけそういう方をお世話になっている人ですから、親切にわかりやすく簡潔にしてください。  最後の質問につきましては、また議長、議会のほうでどういうふうにされるのかわかりませんが、私の問題はここにあると思っております。よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○議長(渡辺 昇君) 以上で、久留美正次議員の一般質問は終了いたしました。  ここで暫時休憩いたします。               午後 4時20分 休憩             ~~~~~~~~~~~~~~~               午後 4時40分 再開 ○議長(渡辺 昇君) 再開をいたします。  一般質問を続けます。  それでは、4番議員、伊藤 敦議員、登壇願います。            〔4番 伊藤 敦君 登壇〕(拍手) ○4番(伊藤 敦君) 皆さん、こんにちは。  4番議員の伊藤 敦でございます。本日最後の一般質問でございますので、お疲れとは思いますが、今しばらくおつき合いをお願い申し上げます。  さて、本題に入る前に、先般、1月14日から15日、1月17日から18日の4日間、滋賀県大津市にあります全国市町村国際文化研修所へ研修に行かせていただきました。  今回は、自治体財政の見方と自治体予算を考えるの2つのテーマで研修を受けたわけですが、講師やほかの自治体の議員の話を聞きますと、さまざまな問題を抱えているのだなと思いました。その中で、やはり限られた財源で自治体を運営していかなければいけないということで、私自身も勉強になりました。  また、この研修所の宿舎には、各階にミーティングルームがありまして、各自治体の観光パンフレットが置いてありました。1回目に行かせていただいたときに、菰野町のパンフレットがなかったものですから、研修所の方に確認したら、すんなり置いていいよということでしたので、2回目の研修のときに各階の10カ所のミーティングルームにパンフレットを設置させてもらいました。  もし、皆さん、次回行かれる方みえましたら、菰野町のパンフレットを持参の上で御参加いただきますよう、置いていただけると思いますので、よろしくお願いします。  さて、議長にお許しいただきましたので、通告に従って質問させていただきます。  まずは、インフルエンザの件です。  今年も猛威を振るったインフルエンザ、保育園・幼稚園・小中学校での集団感染についての対応をお聞かせください。
     続きまして、PM2.5、2月に入って、中国本土で発生した微小粒子状物質「PM2.5」に関する情報が頻繁に報道されています。三重県でもPM2.5に係る注意喚起がなされました。  石原町長も28日のブログで、配信されてますが、健康被害等について、今後、菰野町ではどのような対策を講じる予定があるか、お聞かせください。  続きまして、病児保育について、各家庭の子どもさんが、いつもと変わらないぐらい元気があっても、発熱している場合は、いつも通っている保育園や幼稚園、小学校に登校することはできません。また、保育途中でも発熱すれば、保護者にお迎えを依頼します。  つまり、保護者は仕事を休むか、中断するなど、予定の変更、調整等を余儀なくされます。  このように発熱があっても、比較的に元気で入院の必要のない場合、保護者にかわって看護師・保育士がお預かりをし、お子様の状態を観察しながら保育・看護することが病児保育です。  現代社会では、核家族化が進み、これから女性の社会進出もますますふえてきます。また、母子・父子家庭の状況も考えなきゃいけません。  昨年に引き続き、今年もお聞きします。  病児保育の必要性について、行政ではどのようにお考えでしょうか。  そして次に、道徳教育についてお聞かせいただきます。  現在、小中学校で行われております「道徳の時間」、この先、教科化が予測される道徳ですが、評価される教科も大切ですが、人として生きていくためには、道徳が重要となってきます。現在、教科ではない道徳の時間をどのようにお考えでしょうか。  これで1回目の質問は終わります。よろしくお願いします。 ○議長(渡辺 昇君) 伊藤 敦議員の一般質問に答弁を願います。  石原町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 4番議員の伊藤 敦議員の質問にお答えしたいと思います。  私からは、病児保育の必要性についてというものの御答弁をいたしたいと思います。  病児保育につきましては、保護者が就労等で児童が病気の際に、自宅での看病が困難な場合、その児童を預かるための子ども・子育て支援施策の1つであると理解をしております。  当町の基本的な子育ての考え方といたしましては、家庭、つまり保護者と子どもとの関係を重視し、子育ての基本は家庭であるという方針のもと、優先順位の高い施策から順次取り組んでおります。  この基本的な子育て方針を最優先に考え、平成23年度より、子育てと就労の両立を支援するために、児童が病気の回復期にあり、集団保育等困難な期間に限って、病後児専用保育室を有する施設で保育することを目的とした病後児保育事業を聖マリアこども園に委託をし、3年が経過しようとしております。  この病後児保育事業につきましては、開設以来、当町の子育て支援のセーフティネットの一環として、制度の周知と利用の勧奨等を図ってきたところであり、昨年度及び本年度におきましても、国の補助基準であります年間10名以上の利用実績を達成したところであります。  議員御質問であります、病児保育事業は、病気の回復期に至っていない急性期の児童を親にかわって世話をする事業であることから、その児童を看護・保育する看護師・保健師・保育士等を配置しなければなりません。また、実施施設内に病児保育専用スペースを設けるとともに、一定の基準を満たした病児保育専用の調理室を設けることが望ましいこととなっております。  このような条件を満たす施設となりますと、一般的には病院が考えられ、三重県下においても7施設全てが医療機関併設型で運営されているのが現状であります。  当町では、病児保育の必要性を、現在分析、集計をしております子育て支援アンケート調査の結果も踏まえて、検討していくとともに、病児保育施設が小児科医療機関併設型が理想であることも考慮しますと、対象となる社会資源が少なく、施設改修、スタッフの確保等、医療機関の理解と協力を得るためには、解決すべき課題は数多くあると考えております。  現時点におきましては、委託事業として実施しております病後児保育事業の制度の周知と利用の勧奨等を進め、子育て支援の充実を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺 昇君) 補足答弁させます。  教育長、川瀬 敏君。 ○教育長(川瀬 敏君) まず、インフルエンザ感染予防に対する考え方でございます。  インフルエンザ感染予防に対する学校での対応につきまして、お答えをいたします。  学校や園において感染の拡大が心配される場合、出席停止や臨時休業の措置をとっております。今冬におきましては、感染拡大が予想されましたので、学校・園に対して手洗い・うがいの徹底をすること、咳エチケットを心がけること、規則正しい生活を送ることなど、感染防止の啓発をいたしてきたところでございます。  しかしながら、38クラス学級閉鎖が行われ、現在、3クラスが継続をしております。  今後におきましても、健康観察を実施し、体調不良の児童生徒等の把握に努め、咳が出ている児童生徒等には、マスクを着用させるなど、感染拡大防止に努め、家庭における健康観察についても、さらなる啓発を行ってまいります。  また、児童生徒が体調不良を訴える場合には、早目に受診するよう、保護者に連絡をし、受診によりインフルエンザと診断された場合は、出席停止の措置をとってまいります。それでも、欠席者多数の場合には、学級閉鎖等の措置を講じてまいります。それによって拡大の防止を図ってまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。  それから、PM2.5の件でございます。PM2.5に対する学校での対策についてお答えいたします。  先日、三重県におきまして、PM2.5に関する注意喚起が発せられました。教育委員会としては、各小学校・中学校・幼稚園に連絡をいたしましたが、幸い、発令が午後の遅い時間ということもありまして、幼稚園は降園後でしたし、各小学校は水曜日の日課の関係、菰野中学校では試験期間ということで、既に帰宅している状態でございました。八風中学校のみ、放課後のクラブ活動の中止を実施いたしたところでございます。  今後、このような注意喚起が発令された場合、速やかに各学校・園に連絡をとり、不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動を控えるよう注意を促してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。  続きまして、道徳教育でございます。  小中学校での道徳の授業は、学校ごとの全体指導計画や年間指導計画・学年指導計画をもとに年間35時間、週当たり1時間でございますが、実施することになっておりますが、道徳の指導は、教育活動全体を通じて行うものとされております。各学校では、学習指導要領に示されております内容を網羅するため、どの学年で、どんなねらいで、どのような教材が有効かを吟味しながら、児童生徒の発達段階や学級の実態に合わせ指導をしております。  教材として、4月に配付されました「三重県心のノート」をはじめとして、出版会社がつくっております副読本や自主教材・視聴覚教材等を用いておりますほか、家庭や地域社会との連携を図りながら、集団宿泊活動、自然体験活動、ボランティア活動など、体験活動を通して、教育活動全体の中で指導を進めております。  道徳の目標は、道徳的な心情、判断力、実践意欲と態度などの道徳性を養うこととなっており、自立心や生命尊重の心、善悪の判断、社会の一員としての自覚や規範意識の育成とともに、自己の生き方についての考え方を深めることなどを指導しております。  保護者や地域の方の協力を得ながら、今後とも道徳指導の充実を目指してまいります。御理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(渡辺 昇君) 続いて、環境課長、諸岡俊樹君。 ○環境課長(諸岡俊樹君) 2番目のPM2.5対策についての補足答弁をさせていただきます。  微小粒子状物質PM2.5は、大気中に浮遊しております2.5マイクロメートル以下の粒子のことであります。非常に小さいため、肺の奥深くまで入りやすく、多量に吸い込んだ場合には、呼吸器系や循環器系の影響が懸念されております。  このPM2.5につきましては、大気中に浮遊する濃度が日平均で1立方メートル当たり70マイクログラムを超過した場合には、不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動を控えるよう、また呼吸器系等に疾患のある方や小児・高齢者の方は、体調に応じて慎重に行動するよう、三重県が注意喚起を行うこととなっております。  県が注意喚起を行った場合には、当町におきましても、町民の皆様へ周知を行うこととしております。  先月、2月26日に県が運用後初めて行いました注意喚起におきましても、防災行政無線及びホームページでお知らせを行ったところでございます。  しかしながら、注意喚起がなされたことによりまして、かえって町民の皆様が不安になることがないよう、配慮も必要であります。  人それぞれ異なる健康状態を勘案すれば、注意喚起を周知する必要はありますが、多量に吸い込むことがなければ、直ちに健康に影響があるものではないことや、県のホームページで県内測定局における1時間ごとの測定数値が確認できることを、町ホームページで前もって周知し、注意喚起がなされても町民の皆様が慌てることなく対応ができるよう、情報発信、啓発を行ってまいりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(渡辺 昇君) 一通りの答弁は終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  伊藤 敦議員。 ○4番(伊藤 敦君) ありがとうございました。  再質問をお願いします。  まずは、インフルエンザの質問をさせてもらいます。  集団感染の予防策として、学級閉鎖の措置をとられるということで、今年度の幼稚園・小中学校の学級閉鎖は38クラスと先ほどおっしゃいましたが、幼稚園・小学校・中学校の割合といいますか、わかりますか。済みません。お願いします。 ○議長(渡辺 昇君) 教育課長、舘 弘己君。 ○教育課長(舘 弘己君) 本年度の幼稚園・小学校・中学校別の閉鎖の状況でございますが、今現在におきまして、幼稚園は7クラス、それから小学校におきましては30クラス、そして中学校におきまして1クラスとなっておりました。  以上でございます。 ○議長(渡辺 昇君) 伊藤 敦議員。 ○4番(伊藤 敦君) 事務局済みません。資料をお願いします。  学校保健安全法というのがありまして、その中の第20条、学校の設置者は、感染症の予防上必要があるときは、臨時に学校の全部または一部の休業を行うことができると記載されているんです。  学級閉鎖の人数というのが、基本的には決まっていないみたいなんですけど、保護者の中には、例えば、僕らも小さいころ、学校に行ったときに、クラス40人中5人休んだら学級閉鎖になるとか、10人休んだらなるとか、基準がこれは書いてないんです。その辺の基準は菰野町としてはどのような基準にされているのか、教えてください。 ○議長(渡辺 昇君) 教育課長、舘 弘己君。 ○教育課長(舘 弘己君) 学校保健安全法第20条に関連しての基準というものの御質問かと思います。  まずは、臨時休業を行うということは、感染症の予防上、必要があるということで行うというのが一番の基準でございます。もう少しやわらかく申し上げれば、今後、拡大の心配がある恐れがあるときに、こういった措置をとっていくということになっております。  今現在の判断のところですけれども、休んでいる子ども、あるいは学校に来ている子どもたちの健康状況を把握いたします。例えば、休んでいる子どもたちが、今現在、医療の診断を受けて、お医者さんのほうからどのように診断されているのか、あるいは解熱した状態はどのようなものであるのか、あるいは出席している子どもたちにつきましても、現在の咳・くしゃみ等の症状があるのかどうか、薬を服用しているのか、はたまたお医者さんのほうに通院しているのかどうか、そういったものの状況確認をいたしまして、校医さんというのが各学校ございますので、校医さんのほうに相談をかけ、校医さんのほうからいろんな助言等をいただきながら、学校長が判断をしているというふうな状況でございますので、御理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(渡辺 昇君) 伊藤 敦議員。 ○4番(伊藤 敦君) 今、学校長とおっしゃいましたが、学校の設置者はと書いているんですけど、その辺ちょっと、もう一度、御答弁いただけますか。 ○議長(渡辺 昇君) 教育課長、舘 弘己君。 ○教育課長(舘 弘己君) 先ほど御指摘いただきました第20条には、学校の設置者はというふうな形になっております。  同じく、学校保健安全法第31条に、学校の設置者の事務の委任というものがございまして、これは設置者は学校長に委任することができるというふうな条文がございます。これはどういうことかと申し上げますと、やはり設置者というものは、各学校の状態が詳しくわかりません。一番よく把握しているのは学校長ということがございますので、学校長のほうに委任ができるという条文がございまして、これに基づきまして、学校長が先ほど申し上げたように、校医さんに相談、そして助言をいただきながら判断をしているというふうな状況でございます。 ○議長(渡辺 昇君) 伊藤 敦議員。 ○4番(伊藤 敦君) ありがとうございました。  次に、この基準は、幼稚園までは適用されるらしいんですが、菰野町は、幼稚園・保育園と一体になっている施設があります。また、幼稚園児と保育園児が混合しているクラスがあると思います。その際、学級閉鎖の対象はどうなりますか。もし、混合するクラスが学級閉鎖した場合、保育園児の受け皿というのはお考えですか。教えてください。 ○議長(渡辺 昇君) 子ども家庭課長、小林義久君。 ○子ども家庭課長(小林義久君) 幼稚園の運用基準につきましては、先ほど、教育課長が述べられた運用基準で幼稚園も参考に運用させていただいておりますが、議員がおっしゃられています保育園児との混合クラスの場合、保育園児は保育にかけるお子さんを預かっておるという関係から、幼稚園児のみのクラス閉鎖をさせていただいて、保育園児は通常どおり、保育をさせていただいているという現状でございますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(渡辺 昇君) 伊藤 敦議員。 ○4番(伊藤 敦君) ありがとうございます。  続いて、PM2.5のお話させてもらいます。  標準基準の70マイクロを超えた場合の広報をお聞かせください。  先日、町のホームページ、ブログ、防災無線等で公表や対策の呼びかけを行ってましたが、防災無線がFMに変わった後はどうされますか。教えてください。 ○議長(渡辺 昇君) 環境課長、諸岡俊樹君。 ○環境課長(諸岡俊樹君) 防災ラジオ運用後の対応につきまして、御質問いただきました。  防災ラジオ運用後の緊急割込放送は、避難情報や地震情報などの人命にかかわるような緊急情報を放送中に割り込んで情報発信することとしており、その他の行政情報などは、朝夕の番組の中でのお知らせとなります。  したがいまして、PM2.5の注意喚起情報が出された場合における情報発信としましては、即時にはホームページの掲載や行政情報メールが有効であるのではないかと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(渡辺 昇君) 伊藤 敦議員。 ○4番(伊藤 敦君) ありがとうございます。  三重県には、現在、22カ所の観測点があり、観測を行ってます。周辺市町を見ますと、四日市、鈴鹿、いなべ、川越、亀山には観測点がございますが、菰野町には観測点がないようです。今後、三重県に観測点の設置をお願いしていただくか、菰野町独自の観測点を設けるつもりはございませんか。お聞かせください。 ○議長(渡辺 昇君) 環境課長、諸岡俊樹君。 ○環境課長(諸岡俊樹君) 大気汚染状況の監視のため、現在の県内測定局につきましては、国の事務処理基準に基づきまして、人口要件や面積要件によりまして、基本的な測定局数を定めて、県等が整備しております。  こんなことから、こういう現状で対応していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺 昇君) 伊藤 敦議員。 ○4番(伊藤 敦君) ありがとうございます。  この問題というのは、本当に深刻だなと思うんですけど、中に何が入っているかわからないという問題がありますので、今後また菰野町としても、どういう対策をするか、またいろいろと子どもたちにもわかるようにお願いします。  また、最近では、PM2.5対策の空気清浄機等が販売されていますので、もしあれでしたら、幼稚園や学校のほうにも、導入いただけたらいいなと思います。  続きまして、病児保育のお話をさせていただきます。  何度も言いますが、核家族や共働き家族は、今後ますます増加すると思います。女性の社会進出・父子母子家庭を視野に入れた場合、病気になった子どもたちはどうすればいいでしょうか。  今の御時世では、簡単に会社を休ませてもらえない会社もあります。一家の大黒柱がいて、その給料で家族全員を養っていけたらいいのですが、昨今の不況や雇用問題では、そうも言っていられないのが現状です。
     インターネットを検索しますと、大分大学が病児保育に関するアンケート調査を行ってましたので、少し紹介させていただきます。  これは平成24年10月1日から11日に、大分大学に勤務する1,670人の20代から60代の男女を対象にアンケートを行ったようです。  大分大学の職員が対象ですから、それをそっくり菰野町に当てはめることはできませんが、少し参考までにお願いします。  まずは、勤務日に子どもさんが病気になった場合、どのように対応されていますかということで表を見ていただきますと、大体自分が休暇とるとか、就労していない配偶者が見る。配偶者が休暇をとるとかありますが、その他の意見では、子どもが単身で受診、自宅療養すると。これ中学校なりの高学年になったりすればそうかもわかりませんが、やはり小さいお子さんがいる御家庭では、不可能かなと感じます。  続きましてお願いします。  この1年間、平成23年9月から現在まで、勤務日に子どもさんが病気により通園・通学できず、対応に困ったことがありますかという問題の中では、あるという人が37%、ないという人は265人なんですけど、この中にはまだお子さんがみえない家庭もありまして、大きい人もおりますので、この対応に困ったことがあると回答した方の背景では、女性が111人とやはり女性が困るんです。  これ困ったという人は、病気はいつかと言いますと、発症時、病気になったときが一番困るということで、どういう内容かといいますと、家族の調整がつかないとか、受診に同行する人がいない。受診後、診てくれる人がいない。祖父母では対応できないということです。やはりここでも核家族の問題が出ています。  じゃあこの大分大学のキャンパスに病児保育ができれば利用しますかという人は46%で、半分ぐらいの人が欲しいと言っています。  また、全ての方が病児保育は必要だなと言われていますので、もしよろしければ、菰野町もこれまた御参考にお願いします。  また、どういう話があるかといいますと、勤務の忙しい共働きの方には必要な施設だという意見もありますし、病児保育室があれば、女性がもっと働きやすくなると思いますと、こういうことも言えます。その他は、そこまた質問させていただきます。  このような意見がありますので、菰野町にお願いしたいところですが、授業中に発熱したりした場合、保護者に連絡されると思いますが、迎えに来れない保護者もいると思いますが、その際、どう対応されますか、お願いします。 ○議長(渡辺 昇君) 子ども家庭課長、小林義久君。 ○子ども家庭課長(小林義久君) 保育園におきましては、職員室に隣接した静養室という施設がございます。そちらで子どもさんの看護、見守りを実施いたしまして、保護者の方に引き渡すまで、その場でお預かりをさせていただいております。  また、急性期の症状であれば、両親との連絡をとった上で、病院への診療を同行で受診させておる現状でございますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(渡辺 昇君) 伊藤 敦議員。 ○4番(伊藤 敦君) お仕事とはいえ、やっぱり先生方も非常に困るんじゃないかと思います。  ただ、帰りたくても帰れないという、戻ってあげたくても戻ってあげれないという現状だと思いますので、その辺もまた御理解お願いします。  また、菰野町には、ファミリーサポート制度がありますが、病気の子どもというのは預かっていただけるのでしょうか。また、訪問介護のように、御家庭に訪問して病気の子どもを看病するようなシステムはできないでしょうか。お聞かせください。 ○議長(渡辺 昇君) 子ども家庭課長、小林義久君。 ○子ども家庭課長(小林義久君) お尋ねをいただきましたファミリーサポート制度でございますが、こちらのセンター会則では、児童を預ける条件といたしまして、児童が軽度の病気の場合等、突発的な事由により、児童を預からなければいけない場合、そしてまた、会員の育児支援のため、預かることが適当であるとセンターが認めた場合との規定を設けさせていただいております。ですから、状況にもよりますけども、子どもさん、育児支援の中のセーフティネットの1つとしての機能を有するという解釈をさせていただいておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(渡辺 昇君) 伊藤 敦議員。 ○4番(伊藤 敦君) 冒頭にもお話しましたが、限られた財源で行政を運営していくのは大変だと思います。しかし、子どもは日本の宝、菰野の宝、みんなの宝です。女性の社会進出を促進し、子どもが育てやすい町にするためにも、病児保育を誘致するとか、補助金を出すとか、いろいろ方法あると思います。病児保育の必要性をまた一度、皆さんお考えください。  続きまして、最後の道徳問題についてお聞きします。  先日、元気アップこものの指導者講習会が開催され、自然体バレーの草野健次さんの講義が開催されました。草野さんは、バレーボールを通じて命の大切さを教えたり、子どもは宝だということをよく言われ、私もいろいろな映像を見せていただきまして、自分が生まれてから今まで、そして自分の子どもができたことから今までのことをいろいろと考えさせられて、これが1つのまた道徳かなという命の大切さがわかりました。  草野さんが最後に皆さんにおっしゃったのが、この今回の講習は指導者講習会であって、できれば学校の教師の方、教育者、保護者の方に見ていただきたいとおっしゃってました。  さて、昨年も質問しました既に配付されている心のノート。菰野町ではありませんが、この心のノートを生徒に配付後、名前を記入するだけで使用しない例もあったと聞きました。心のノートだけを使っていれば、道徳がクリアできるのかという思いもございますが、また検定教科書ではございませんが、せっかく皆さんの税金でつくられた教材です。使用しないのはもったいない。それこそ道徳に反すると思いますが、町内の学校での使用頻度をお聞かせください。 ○議長(渡辺 昇君) 教育課長、舘 弘己君。 ○教育課長(舘 弘己君) 先ほど、御質問されました心のノートの使用ぐあいでございますけれども、どの学校におきましても、数時間の時間を使って、心のノートを使っているというふうに報告を受けております。 ○議長(渡辺 昇君) 伊藤 敦議員。 ○4番(伊藤 敦君) 今後も継続してお願いします。  また、私の考える道徳とは、郷土を愛すること、他人への思いやり、命の大切さを知る、このほかにも人として生きるためには大切なものがあります。しかし、十人十色いろいろ考え方があり、何が正しくて、何が間違いなのかは、正直、私にも難しいところであります。  昨今では、殺人事件等の凶悪犯罪があり、三重県内の中学3年女子生徒が殺害された事件で、当時、高校生の男子生徒が強盗殺人などの容疑で逮捕されたことについて、三重県教育委員会の山口教育長は、記者会見し「痛恨の極みだ。命の尊さや大切さについて指導を徹底し、二度と起こらないように取り組んでいきたい」ということを述べられました。  また、今月は自殺対策強化月間であります。  丈夫そうでもろいのが、人の命。ゆえに自分の命はもちろん、他人の命も大切にしなきゃいけないと考えます。  今後、菰野町では、道徳の授業、そして学校生活を通じて命の大切さについて、改めて指導するべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(渡辺 昇君) 教育課長、舘 弘己君。 ○教育課長(舘 弘己君) 先ほど、議員が御指摘されました郷土への思い、あるいは他人を思いやること、命の大切さにつきましては、道徳の時間だけではなく、あらゆる教育活動の中で、豊かな心を育む指導とも合わせながら、これまでに既に取り組んできているところでございます。  特に、命の大切さにつきましては、道徳の時間を使い、子どもたち一人一人が人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念を培い、学校・家庭、その他の社会における具体的な生活の中で生かすことができるように、指導してきているところでございます。  また、命の学習そのもの、そしてまた、防災教育、あるいは交通安全教育、防犯教育など、いろんな観点から道徳の授業に限らず、総合的な学習、生活科、学級指導等、機会を捉えて指導してきておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺 昇君) 伊藤 敦議員。 ○4番(伊藤 敦君) ありがとうございます。  日本には、子どもを守るといういわゆる子守の概念があると思います。道徳教育の問題は、学校内ではなく、家庭、地域で子どもに指導していくべきだと思います。私たちが子どものころは、近所にたくさんそういう怖いおじさんというか、頑固なおじさんがいまして、悪さをすれば怒られて、またいろんな昔話を教えてもらったりとか、遊び話とか、おもしろい話を聞かせてくれました。  今思えば、あれが一番の道徳教育かなと思います。昔はよかったとか、今の若いものは何々というわけではなく、我々大人もこれから未来の菰野町、そして日本を背負っていく子どもたちを育てるために、ともに考え、ともに歩む必要があると思いますが、教育長、最後に済みません。どのように思われますか。お願いします。 ○議長(渡辺 昇君) 教育長、川瀬 敏君。 ○教育長(川瀬 敏君) 道徳教育につきましては、議員おっしゃるように、学校だけでできるものではないと思っております。  当然のことながら、学校のほうにおきましては、道徳をはじめ、その他の生活等々で子どもたちに教えていく部分でもございます。それと同時に、各家庭においても、きちっとした指導をして、しつけをしていただくことが大切かと思います。  また、加えて、各地域のほうで子どもたちを見守っていくというのも大切で、必要なことだというふうに思っております。  特に、先日、中山議員の御質問にありましたけども、夜回り先生、水谷先生のお話の中でも、やはり家庭できちっと子どもたちをしつける。親の背中を見て子どもは育っていくんだということを言っておられました。そういうふうなことも大変必要だというふうに思っていますし、また、地域におきまして、それぞれ教えていただく方、たくさんみえます。例を挙げますと、やっぱり元気アップスポーツクラブもその中に入ってきますし、スポーツ少年団でありますとか、育成会等々もありますし、また、それを束ねております青少年育成町民会議というふうなものもございます。青少年育成町民会議につきましては、3つの部会に分けて、どのようにしたらいいのかということを検討会も開いております。その中で議員おっしゃられるように、そこに意見が出ましたのが、昔のように他人の子どもでも、地域の中で怒るいわゆるおせっかいおばさんとか、そういうふうなものがたくさんおったと。町民会議の中でもやはりそういうふうなことをふやしていくということも、町民会議の中の責務なのかなというふうな意見も出ていました。青少年育成町民会議については、各種団体の方に参加していただいて構成しておりますので、そこの中でいろいろ議論していただいて、それぞれの立場で子どもたちの道徳教育というものを進めていっていけばいいのかなというふうに思っています。  以上でございます。 ○議長(渡辺 昇君) 伊藤 敦議員。 ○4番(伊藤 敦君) ありがとうございました。  前向きな答弁ありがとうございました。  これで、私の一般質問を終わります。本日はありがとうございました。 ○議長(渡辺 昇君) 以上で、伊藤 敦議員の一般質問は終了いたしました。  以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。  長時間にわたり、皆さんの御協力、ありがとうございました。  本日は、これにて散会いたします。御苦労さまでございました。               午後 5時20分 散会...